k n
布団から起き上がり 伸びをする
今日は病院に行って
帰って薬を飲んで
眠ってしまっていた
机に置かれたデジタル時計に目を向けると 23時と表記されていた
k n
喉が渇いていたので なにか飲もうと部屋を出る
k n
電気はついていて おまけに人がいる
s h k
s h k
俺を見た途端駆け寄ってくる s h k が 愛らしくてたまらない
k n
k n
s h k
s h k
s h k
k n
昨日?
え??
なに?
照れることあった?
k n
s h k
反則の赤面上目遣い
俺は彼の背に合わせ屈んだ状態になる
s h k
s h k
k n
k n
k n
s h k は小さく頷き 俺の後ろについてきた
k n
k n
本当のことは言いたくない
この先もずっと秘密にするつもりだった
だって s h k が困るだろうから
距離を置かれるのが怖かったから
s h k
s h k
あれは夢のはずで…
あれ…w
おかしいな…
s h k
s h k
s h k
なんで
なんで泣いてるの?
緑色の瞳から溢れた涙が 大粒の雫となって落ちていく
嗚咽する彼を見ていると 胸が締め付けられる
k n
いいの…?
この醜い感情を伝えても
k n
俺の最低な
愛を…。
k n
いっそのこと
散ってしまえ
s h k を泣かせた 俺の罪なんだ
s h k
k n
これで終わり
ありがとう
俺の想いを聞いてくれて
ごめんね…
恋をしてしまって
k n
k n
k n
s h k は静かに俺の手を包み 彼自身の胸元まで持っていく
どっくどっくどっく
激しい鼓動を感じる
s h k
s h k
s h k
k n
s h k
唇同士が重なる
一瞬だったけど…柔らかかった
自分の唇を撫で 口角が上がる
s h k
k n
k n
改めて s h k の瞳を真っ直ぐ見る
k n
k n
s h k
こうして
長年の片想いは両想いへと形を変えた