気まぐれの短編です🙌
桃赤
桃と赤のLINEにて
桃
桃
赤
桃
赤
桃
突然告げられた別れ
たしかに最近遊べていなかったけど
俺はずっと好きなのに…
赤
泣き崩れてしまった
当たり前かな
数日後、手紙が届いた
誰からだろう
そんなことを思いながら手紙をひらく
相手は 桃くんだった
赤へ
赤がこの手紙を読んでいる頃には俺はもういません
俺は生まれつき持病がありました
医者に命日を宣告された
その日は泣き崩れた
一番に考えたのは赤のこと
前はあんな形で別れを告げてごめん
直接じゃなくてごめん
ただ、赤の泣く顔、辛そうな顔を見たくなかった
見ちゃったら俺も抑えきれなくなっちゃうから笑
告白したあの日 覚えてる?
"どんな事があっても赤を守る、守り続ける"
守れなくてごめん
守る前に俺が持病に負けちゃった
本当はもっと赤と笑い合いたい
遊びたい
買い物に行って楽しみたい
ゲームを一緒にしたい
愛し合いたい
けどもう俺は天国にいっちゃいます
最後に会えたのが1ヶ月も前でごめん
俺が上から見守っています
必ず赤は幸せになって
けど俺の事を忘れないで
かならず来世、赤を迎えにいきます
こんな俺と付き合ってくれて
こんな俺を愛してくれてありがとう
俺は赤のことを愛してます
最後に
封筒には指輪が入ってます
これは本当は直接渡したかったけど 会うのが難しかった
俺はこれを付けて天国に行きます
赤もずっとつけてくれていたら嬉しいな
本当に今までありがとう
愛してる ばいばい
桃より
読み終わる頃には、気づけば俺は涙を沢山流していた
封筒、封筒の中身を見よう
中には手紙通り指輪が入っていた
はめるとすっぽり俺の指にぴったり
俺は泣きながら
赤
そのまま寝てしまった
次の日
気づけば朝で
すずめやカラスは元気にないていた
けど俺は元気になれなくて
昨日の思いを引きずっている
ぼーっとしていたら
"赤、見てるよ。元気だして?"
桃くんのそんな声が聞こえた
はっきりと
俺は久しぶりに聞いた桃くんの声を聞いて泣いてしまった
けど桃くんが見ているのなら
今日も1日 元気でいられるような気がしたな
短編じゃなくなった…
泣ける話にしたかったけど 語彙力なくて泣けないという悲しさ
逆に泣けてきた
コメント
8件
うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁん 語彙力私よりありますよ〜(ó﹏ò。)ウゥゥ 目から滝が〜(ó﹏ò。)ウゥゥ