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V
暗闇が広がる空間で何も見えない
V
なんで自分がここに居るのか
上手く状況を掴めないまま
辺りを見渡すけど、何一つ見えない
早くジョングガの誕生日プレゼント
渡さなきゃ....いけないのにっ
V
記憶が曖昧で何がどうか全然分からない
なんでここに居るのかも
この先に何があるのかも分からないし
暗いし、怖いし、寒い
V
その場で小さくうずくまって
自分の体を温める
V
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コンコンっ
小さくドアのノック音が聞こえ
さっきの看護師さんが入って来た
ペコッと頭を下げた看護師さんは 僕の方に向かって来て
ちょっと汚れた紙袋を僕に渡した
看護師
看護師
そう言って看護師さんは 少し汚れた紙袋を渡すと 部屋から出ていった
その渡された紙袋の中を見ると
綺麗に包装された袋に メッセージカード付きで
【ジョングガ誕生日おめでとう】
そう一言が書かれていた
JUNGKOOK
......あれっ.....僕、今日誕生日 だっけ........っ
そっか、.....日付が変わったんだ
色んな事があり過ぎて 忘れてたっ........っぅ
そっと袋の中に入った中身を見る
JUNGKOOK
" マフラー "
JUNGKOOK
さっきのメッセージカードの 裏になんか書いてある
【今度はジョングガが俺を温めてよ】
【そのマフラーで】
【なんて...笑】
JUNGKOOK
JUNGKOOK
なにっ........それぅ........っ
あの冬の事覚えてたんだっ......
« テヒョンイヒョンが僕に マフラーを巻いてくれたこと »
« その時に指輪を交換したこと »
“ すごく温かかった ”
JUNGKOOK
さっきよりテヒョンイヒョンの 手が冷たくなっていくのが分かる
JUNGKOOK
貰ったマフラーでテヒョンイヒョン の手をぐるぐるに巻く
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JIMIN
JーHOPE
SUGA
JIN
RM
JUNGKOOK
˹こんな誕生日なんて ˼
˹来なければよかった ˼
コメント
29件
最高(;´Д⊂) テテどうなっちゃうんですか。。。 早く続きお願いします😭✨
めちゃめちゃ遅くなりました😢 テヒョンのグクを想う気持ちが伝わってよかった、、 感動しすぎて涙止まんないです、 さすがすぎる!続き待ってます✊