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これまでのあらすじ。
おれ。篠塚レンは、ごく平凡かつ、ぼっちの学園生活を送っていた。
だがそんな時に――美人な転校生が……! と思いきや、美人だけどものすごく変人な女子・桜月(おうづき)イロハがやってきた。
かくかくしかじか色々あって、気づけば俺は桜月さんの弁当係になりました。 ……仲良くなった?いや、仲良くはなってないな。
よく分からないよ、って言ってる画面の向こうの君は、1話をもう1回見直してくれ。以上。(こんなのでいいのか?)
篠塚レン
桜月イロハ
屋上で、今日も弁当を食べる。 もうなんだか、二人で食べるのが日課になりつつある。
篠塚レン
桜月イロハ
篠塚レン
桜月さんが転校してきて1週間くらい経つ。初めは彼女がいつも、お昼を食べてなさそうだったので、お弁当作ってみたら、美味しそうに笑って食べてくれたのが事の発端。
そこから、つい嬉しくなったのか、それとも他の理由か。 おれは桜月さんのお弁当を作る人に大変身した。
いや、桜月さんが普通に昼食べたらいいだけじゃん……だって?
この子、人は一日一食で生きていけるわと言って、朝と昼は食べない主義だそうだ。馬鹿だろ、この子。何食べたらそうなるんじゃ。
桜月イロハ
篠塚レン
篠塚レン
朝。
篠塚ミヨ
篠塚レン
篠塚ミヨ
篠塚レン
篠塚ミヨ
篠塚ミヨ
篠塚レン
篠塚ミヨ
篠塚レン
桜月イロハ
篠塚レン
毎日、こんな調子である。桜月さんは最初こそ変人だが、喋るようになると、そこそこ喋る。
正直、以前のぼっち弁当は、周りが静寂すぎて逆に食べづらいところもあったから、今みたいな静けさが一番いい。
それに、面倒な学校の、行く理由にもなる。
でも……。
桜月イロハ
篠塚レン
女子生徒A
女子生徒B
女子生徒B
……これ、陰口ってやつ?(いや違うか)
桜月さん=変な奴という、イメージがこってり、張り付いているようで。
本人は気づいて無さそうだが、おれからしたら少し気になる。
転校初日に「話す理由がない」と言って女子と関わらなかったばかりに……こんなことになってる。
きっと「話す理由がない」なんて言ったのには理由もあるはずだ。
それを知るのは、あと10話くらい話が進んでからだ。
翌日。
昼休みを告げるチャイムが、なる。
篠塚レン
のびぃ……と背伸びをして、弁当箱を取り出す。
ちらっと窓側に目をやると、桜月さんが席に座ってる。
立ち上がって、イロハの名前を呼びかけた時。
篠塚レン
ばああぁん!!
クラスの人達
桜月イロハ
篠塚レン
教室のドアが勢いよく開いた瞬間、ざわめきが走る。
見るとそこには、青髪ツインテールの女子が、息を切らしながらそこにいた。
???
男子生徒A
女子生徒C
生徒会副会長の、凪津(なぎつ)フユリ様!?
凪津フユリ
凪津フユリ
篠塚レン
凪津フユリ
桜月イロハ
篠塚レン
桜月イロハ
作者
篠塚レン
作者
作者
篠塚レン