僕は、
あんまり言いたくないけど、
男子を…いや男子に…
恋をしてしまったんだ。
洸太
気持ち悪いよな。
洸太
大きな溜め息をついて、
君を見れば、
風にさらさらと靡く髪が
とても綺麗だった。
君は、仲良さそうに友達と話してる。
笑いながら、楽しそうに。
嫉妬しまくって。
嫉妬しかしなくって。
こんな奴…
洸太
洸太
なんて風に呟いて。
知ってるんだよ。
幹大
名前を呼んで貰えるのは嬉しくても、
名前の部分は風で聞こえなくなった。
1回僕は君に告白をしたことがあって
まぁ、勿論振られた。
洸太
幹大
はぁ…
心の中で風に向かって溜め息を吐き、
もう一度、告白をする。
洸太
幹大
洸太
幹大
断られることなんて、
引かれることなんて、
頭にあったはずなのに。
風に流れたごめんなさいは、
僕の心にグサリと刺さった。
あーあ。
また、ひとつ風が吹く。
この風が、
僕の恋を運んでくれますように。
コメント
1件
ぺぺさんからのお題…!書くのはっや!!!😲😲 ぺぺさんBL好きだから…わたしもBL書こうかなあ… でもBL書けないからやめとく