クビチェク
ボクたちはヴィルトヴェルク城に遊びにきていた
クビチェク
(´・ω・`)「所々、壊れてるけど……」
クビチェク
(´ᴖωᴖ`)「やっぱりお城は男のロマンだよね」
アドルフ
彡(゚)(゚)「なんや?お前でも一国一城の主に憧れるんか?」
クビチェク
(`・ω・´)「そりゃボクも男だからね」
クビチェク
(´ᴖωᴖ`)「お姫様と一緒にこんな城で過ごしたいよ」
アドルフ
彡(゚)(゚)「ほう……それはええ案や」
クビチェク
(;´・ω・` )「え?もしかしてステファニーとここに住もうとか?」
アドルフ
彡(゚)(゚)「いや……J(„❛⌄❛„)と住むなら……」
アドルフ
彡(-)(-)「もっとこじんまりした家でライン川が見えるとこやな」
アドルフ
彡(^)(^)「大きい家より小さな部屋で愛を育みたいやろ」
クビチェク
(´・ω・`)「君の趣向はどうでもいいんだけど……」
クビチェク
(´・ω・`)「なら、なにがいい案なの?」
アドルフ
彡(゚)(゚)「この城に住むってアイディアや」
アドルフ
彡(-)(-)「うーん、この城を復元して……そうやな……」
アドルフ
彡(゚)(゚)「ホテルにするなんてどうや?」
アドルフ
彡(-)(-)「いや……ありきたりでつまらんわ……」
クビチェク
(´・ω・`) .。oO(一人の世界に入っちゃった……)
アドルフ
彡(゚)(゚)「せや……人を集めるために遊技場にしたらどうや?」
アドルフ
彡(-)(-)「アトラクションを周辺に用意して……」
アドルフ
彡(-)(-)「パレードをしたら盛り上がるかもしれん……」
アドルフ
彡(゚)(゚)「せやせや……オリジナルキャラクターを作ってもええな」
アドルフ
彡(-)(-)「どんなキャラがええか……」
クビチェク
(´・ω・`) .。oO(つまんないなー)
あ!ネズミだ
あ!ネズミだ
~( ̄C・>チュウ
アドルフ
彡(-)(-)「チュウ……ネズミのキャラか……」
アドルフ
彡(゚)(゚)「ええかもしれんな」
アドルフ
彡(-)(-)「耳を大きく特徴的にして……」
アドルフ
彡(゚)(゚)「ハハッとか言わせとけば流行るとちゃうんか?」
クビチェク
( ;´-ω-` ) .。oO(そんな適当なキャラ…流行るわけないじゃん)
アドルフ
彡(-)(-)「けど、遊ぶだけってのはあまりに軟弱や……」
アドルフ
彡(-)(-)「それにせっかく復元するなら歴史の要素を入れな勿体ない」
アドルフ
彡(-)(-)……
アドルフ
彡(゚)(゚)「せや、職人学校をここに作ったらどうやろ」
アドルフ
彡(゚)(゚)「それも中世の恰好させて住まわせたらどうや」
アドルフ
彡(゚)(゚)「客も呼べるし、文化も保存できる……」
アドルフ
彡(゚)(゚)「入場料を徴収して、職人の給料に回せば生計も営める」
アドルフ
彡(^)(^)「一石三鳥やんけ!!」
アドルフ
彡(^)(^)「客はこの数世紀の時が止まった島へ観光にくるんや!!!」
アドルフ
彡(-)(-)「けど、人に見られるんやから職人の質の担保が必要や……」
アドルフ
彡(-)(-)「職人を目指す奴なんて気性が荒いのばかりやからな……」
クビチェク
(´・ω・`) .。oO(すごい偏見…いったいボクをなんだと思ってるんだろ)
クビチェク
(´・ω・`)「あのさ、ならマイスター試験を導入したら?」
アドルフ
彡(゚)(゚)「マイスター試験ってなんや?」
クビチェク
(´・ω・`)「あのね職人の技量を見定める試験でね……」
クビチェク
(´・ω・`)「高い技術力を持っているか評価するの」
アドルフ
彡(゚)(゚)「ほう、そんなもんが実際にやられとるんか……」
クビチェク
(´ᴖωᴖ`)「ボクも受けることになると思うんだ」
アドルフ
彡(-)(-)「なるほど、なるほど……すると他に必要なもんは…」
クビチェク
( ;´-ω-` )「って聞いてないし……」







