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25時、ナイトコードで。×🍓👑マフィア

第8話 - 〜ニーゴ×🍓👑マフィア〜第7話いい子の私

2021年12月30日

#🍓👑

#プロセカ

#ニーゴ

朝比奈レイ@猫化中

〜放課後〜

〜宮益坂女子学園 2年B組〜

教師

朝比奈さん。ちょっといいかしら？

朝比奈まふゆ

先生？なんでしょう？

教師

以前、授業で書いてもらった小論文なんだけど

教師

よかったらコンクールに出してみない？

朝比奈まふゆ

え？私のを……ですか？

教師

ええ。テーマも良かったし

教師

他の先生方にも評判なの。

教師

さすが朝比奈さんね

朝比奈まふゆ

そんな、私なんて全然。

朝比奈まふゆ

でも……せっかくですし、

朝比奈まふゆ

よろしくお願いします

教師

ええ。

教師

それじゃあ、私が代わりに応募しておくわね

朝比奈まふゆ

はい

クラスメイトA

まーふゆっ♪

クラスメイトA

聞いてたよ〜！すごいね！

クラスメイトB

うんうん。

クラスメイトB

まふゆなら賞とれちゃうんじゃない？

朝比奈まふゆ

あはは。どうかなぁ

朝比奈まふゆ

きっと他の人達のもすごいだろうし……

朝比奈まふゆ

それより……ふたりとも、そんな急に褒めるってことは……。

朝比奈まふゆ

何か私にお願いがあるんじゃない？

クラスメイトA

うっ……バレてた……。

クラスメイトA

……今日も勉強教えてください！

クラスメイトA

まふゆ様！

朝比奈まふゆ

ふふ、だと思った。

朝比奈まふゆ

今日出された課題、結構難しかったもんね。

朝比奈まふゆ

いいよ。今日は授業午前だけだし、一緒にやろ

クラスメイトA

やったー！助かるー！

クラスメイトB

ありがとう！まふゆ！

朝比奈まふゆ

( *´꒳`*)

クラスメイトA

うー、もうムリ！頭パンパン！

クラスメイトA

休憩しようよ〜

朝比奈まふゆ

もう、まだ1時間も経ってないよ？

朝比奈まふゆ

でも、ちょっと難しいところだったし

朝比奈まふゆ

少し休憩しようか

クラスメイトA

やったー！

クラスメイトA

まふゆって本当優しいよね。

クラスメイトA

全然怒らないし

クラスメイトA

勉強も運動もできるのに

クラスメイトA

偉そうじゃないし！

クラスメイトB

うんうん

クラスメイトB

こんな人間本当にいるんだな〜！って感じ

朝比奈まふゆ

もう、今度は何のお願いするつもり？

クラスメイトA

違う違う、これは本当に思ってるってば！

クラスメイトA

あ、でも

クラスメイトA

私達に気、遣ってない？大丈夫？

朝比奈まふゆ

え？

クラスメイトB

たしかに！まふゆっていつも私達のお願い聞いてくれてるけど、

クラスメイトB

自分がしたいことってあんまり言ってくれないしね

クラスメイトA

そうそう！

クラスメイトA

たまには、まふゆのしたいことも言ってくれていいんだよ？

朝比奈まふゆ

……したいこと？

朝比奈まふゆ

……んー。

朝比奈まふゆ

私は、みんなが好きなように過ごしてほしいな。

朝比奈まふゆ

みんなが嬉しいと、私も嬉しいんだよね

クラスメイトA

うわ〜、まぶしい〜！

クラスメイトA

これは天使どころか女神様クラスだね！

クラスメイトB

まふゆが私のお姉ちゃんだったらよかったのになぁ。

クラスメイトB

ね、お姉ちゃんっ♪

朝比奈まふゆ

きゃっ！

朝比奈まふゆ

もう、急に抱きつくと危ないってば

朝比奈まふゆ

ほら、ふたりとも休憩できたでしょ？

朝比奈まふゆ

そろそろ課題に戻ろ

クラスメイトA

はーい！

クラスメイトB

はーい！

〜まふゆの部屋〜

朝比奈まふゆ

……さて、と

暁山瑞希

『あれ、雪？来たんだ。おつかれー♪』

朝比奈まふゆ

『amia？この時間にいるなんて珍しいね』

暁山瑞希

『いつもはバイトなんだけどねー。』

暁山瑞希

『シフト、明日に変わったから作業してたんだ』

暁山瑞希

『そういう雪も、この時間にいるのは珍しいね？』

朝比奈まふゆ

『うん、今日は学校が早く終わったから。』

朝比奈まふゆ

『平日できない分やっておこうと思って』

暁山瑞希

『ん〜。雪ってほんと真面目だよね〜。』

朝比奈まふゆ

『そんなことないよ。みんなが頑張ってるから私も頑張らなきゃって思ってるだけ』

朝比奈まふゆ

『だから……』

がチャ

まふゆの母

買い物行ってくるわね。

まふゆの母

お夕飯はシチューにしようと思ったんだけど、いいかしら？

朝比奈まふゆ

『あ、ちょっとごめんねamia』

暁山瑞希

『ん、りょーかい〜、』

朝比奈まふゆ

うん、シチュー嬉しいな。

朝比奈まふゆ

ありがとう、お母さん

まふゆの母

じゃあそうするわね。

まふゆの母

そういえば……今日はお友達の勉強を見てたのよね。

まふゆの母

どうだったの？

朝比奈まふゆ

楽しかったよ。

朝比奈まふゆ

みんな苦手なところ、解けるようになって喜んでくれてたし

まふゆの母

そう、よかったわね

まふゆの母

でも……いくらお友達でも、迷惑だったらちゃんと嫌だって言うのよ？

朝比奈まふゆ

え？

暁山瑞希

『…………』

まふゆの母

教えてもらえないとできない子より、競える子と一緒にいた方がいいでしょう？

まふゆの母

そういう子と一緒にいると、自分も勉強になるもの

まふゆの母

自分の時間を大切にしなさいね

朝比奈まふゆ

……うん。そうだね

まふゆの母

それじゃあ、行ってくるわね

暁山瑞希

『……雪、今のって……お母さん？』

朝比奈まふゆ

『うん。ごめんね、話の途中で』

暁山瑞希

『ううん、それは全然いいよ』

暁山瑞希

『むしろボクが話聞いちゃってごめんって感じだけど……』

暁山瑞希

『でも今のって……勉強できない友達とはあんまり仲良くするなってことだよね？』

朝比奈まふゆ

『……んー。たまにはできる人と一緒に勉強したほうがいいっていうアドバイスかなって思ってるけど』

暁山瑞希

『まー、そういう風にも受け取れるけどさぁ……』

暁山瑞希

『なんか……『付き合う友達は選べ』って言われてるみたいでイヤじゃないの？』

暁山瑞希

『価値観押しつけられるっていうか、……『こうするのが当然』って思われてるみたいで、ボクだったら、ちょっとキツいなって』

暁山瑞希

『あ、別に雪のお母さんがそう思ってるってわけじゃなくてね？』

朝比奈まふゆ

『…………』

暁山瑞希

『……雪？大丈夫？』

朝比奈まふゆ

『……あ、うん。大丈夫だよ。』

朝比奈まふゆ

『私、そういうのあんまり気にならないから、そういう考え方もあるんだなって、ちょっと思っちゃって』

暁山瑞希

『そっかぁ。ま、人それぞれだし、雪がいいならいっか。』

暁山瑞希

『……あ、ごめん喋りすぎちゃった。作業に戻るね』

朝比奈まふゆ

『そうだね。私も作業しなくっちゃ』

朝比奈まふゆ

『……ふぅ。いったん、作業はここまでかな』

お夕飯できたわよー

朝比奈まふゆ

あ、はーい！

朝比奈まふゆ

『じゃあamia、私一度落ちるね。また夜に』

暁山瑞希

『うん！またねー！』

〜朝比奈家リビング〜

朝比奈まふゆ

わぁ。シチューとっても美味しそう

朝比奈まふゆ

いつもありがとう。いただきます

まふゆの母

ふふ。温かいうちに食べてね

まふゆの母

あなたも、召し上がれ

まふゆの父(アイコンふざけました)

ああ

まふゆの父(アイコンふざけました)

そういえば、まふゆももう2年生だな

まふゆの父(アイコンふざけました)

受験勉強は順調なのか？

朝比奈まふゆ

うん。ちゃんとやってるよ

朝比奈まふゆ

予備校も楽しいし

まふゆの母

お医者さんになりたいって夢が、
叶うといいわね。

まふゆの母

まふゆならどこの大学にも行けるだろうけど、

まふゆの母

そろそろ第一志望の大学を決めたほうがいいんじゃない？

朝比奈まふゆ

第一志望……

まふゆの母

ええ。お母さん達がいいなって思った大学の資料を取り寄せておいたから、参考にしてね

まふゆの父(アイコンふざけました)

まふゆがしっかりと学べそうなところを選んだからな

朝比奈まふゆ

あ……うん

まふゆの母

自由に選んでいいのよ。

まふゆの母

まふゆが行きたければ、海外の大学に行ったっていいし。

まふゆの母

お母さん達に遠慮なく相談して

まふゆの父(アイコンふざけました)

ああ。まふゆがしたいことをすればいい

まふゆの母

でも───ちゃんと考えるのよ？

まふゆの父(アイコンふざけました)

おいおい、まふゆがその辺りの子供みたいに考えなしに動くわけないだろう

まふゆの父(アイコンふざけました)

私達の、自慢の娘なんだから

朝比奈まふゆ

…………

朝比奈まふゆ

うん。そうだね

朝比奈まふゆ

心配しないで。しっかり考えて決めるから

朝比奈まふゆ

…………

朝比奈まふゆ

……うるさいな

さすが朝比奈さんね

たまには、まふゆのしたいことも言ってくれていいんだよ？

でも───ちゃんと考えるのよ？

私達の、自慢の娘なんだから

朝比奈まふゆ

……したいこと

朝比奈まふゆ

そんなの、あるの？

朝比奈まふゆ

……わからない

初音ミク

────まふゆ

朝比奈まふゆ

……ミク

朝比奈まふゆ

私……ずっとセカイに居たい

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