主
さつき(ママ☆)
・・・
主
主
主
主
〜翌日〜
やっぱり、今日は来ないのかなぁ……
なんて思ってるわけない。
絶対扉の前で棒立ちしてるな。
桜我らん
前から感じていたが、こさめは こういう時余りにも臆病だ。
心の中の気まずさが勝るのだろう。
最近はリハビリも頑張ってゆっくりなら歩けるし いっちょ驚かせてみよっかな。
桜我らん
ベッドから降りるのが一番の試練。 身体を下に向けると刺さって痛いのでやりたくない。
なんとかスリッパまで履き終え、 ゆっくり扉の前まで歩く。
さて、どんな反応するのかな。
桜我らん
名前を呼ぶと同時に扉を開く。
雨乃こさめ
目の前には困惑と不安と焦りが 混ざった様な表情のこさめ。
……そんなに思い詰めてたのか。
そんな事を真っ先に考える。
雨乃こさめ
明らかに上ずった声で嘘を並べる。
昨日俺がこさめに気付いてた事 なんて分かってるだろうに。
雨乃こさめ
やっと俺の顔をちゃんと見ると、 こさめは悟ったように静かになって。
雨乃こさめ
泣きそうな顔で小さく言った。
俺は何も言えず固まってしまった。 こういうときにかけるべき言葉が分からない。
そして、こさめが触れて欲しくない事を 表情が語っていた。
桜我らん
「もっかい親友になればいいじゃん。」
桜我らん
雨乃こさめ
桜我らん
雨乃こさめ
「何故??」っと思っている顔だ。
そりゃそうだろう。いきなりそんな事を言われても 困るに決まっている、が。
そんなの俺の知ったこっちゃないのだ。
雨乃こさめ
桜我らん
桜我らん
雨乃こさめ
雨乃こさめ
不安そうな顔で言われると心が傷むなぁ〜…w
まだ休んでて欲しいのだろう。 相変わらず心優しい人である。
桜我らん
桜我らん
こさめの手を引いて歩き出す。
少しでもこさめに笑顔が戻りますように。
次は俺が手を引く番。
外出届を出して、こさめを海辺に誘った。 一応思い出の場所でもある。
雨乃こさめ
桜我らん
桜我らん
雨乃こさめ
桜我らん
こさめには謝る癖があるのかもしれない。
桜我らん
桜我らん
静寂が流れる。
桜我らん
雨乃こさめ
桜我らん
桜我らん
桜我らん
雨乃こさめ
ふとこさめを見ると、 気まずそうに下を向いていた。
桜我らん
桜我らん
雨乃こさめ
こさめの顔を持って無理矢理目を合わせる。
桜我らん
桜我らん
雨乃こさめ
久しぶりに近くで見たこさめの瞳は、 とてもきらきらしていて、宝石の様だった。
桜我らん
こさめから離れて、海と歌う。
雨乃こさめ
桜我らん
桜我らん
雨乃こさめ
雨乃こさめ
雨乃こさめ
桜我らん
桜我らん
潮の匂い。さざ波の音。 邪念を掻き消してくれる様で心地いい。
雨乃こさめ
雨乃こさめ
そう言ったこさめは、夕日のせいかとても綺麗で。
少しばかり、顔色も良くなってるように思えた。
雨乃こさめ
桜我らん
雨乃こさめ
桜我らん
雨乃こさめ
久しぶりに見たこさめの笑顔は 夕日に負けない輝きを放っていた。
桜我らん
そう気を抜いた途端、視界が揺れる。
桜我らん
雨乃こさめ
桜我らん
雨乃こさめ
桜我らん
怪訝の目で俺を見るこさめ。
桜我らん
雨乃こさめ
雨乃こさめ
桜我らん
雨乃こさめ
こさめが何か言っていた気がしたが、 俺はあまり気にしなかった。
もう大丈夫。そんな気がしたから。
主
さつき(ママ☆)
主
さつき(ママ☆)
主
主
さつき(ママ☆)
さつき(ママ☆)
主
コメント
4件
質問!なんでそんな上手く書けんの!それと!今日もういっこ更新しちゃった!だから明日でもいい!?