TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

家出少年と5人の兄弟達。

一覧ページ

「家出少年と5人の兄弟達。」のメインビジュアル

家出少年と5人の兄弟達。

12 - 初めて人に話す、自分のこと。

♥

140

2024年04月02日

シェアするシェアする
報告する

紫ーくん目線

青くん目線

今日は学校を休むことにし、

青にぃと2人でお留守番。

……。

…。

静かな空間に時計の音が響く。

僕の話、聞いてくれるかな…?

ちゃんと素直になって話してみたい。

…ねぇ、

話を聞いて欲しいんだけど…、、

う、うん、

いいよ?

初めて聞く青にぃの話。

今聞かなきゃ後悔してしまう気がする

…ありがとう、

……。

僕、昔は皆のことが大好きで、

何でも信じて追い掛けて、

頼られることが嬉しかったんだ。

初めて人に話す、自分のこと。

…うん。

でも、僕は、、

頼られていたんじゃなくて、

上手く利用されてたんだ。

っ…、!

それから僕、誰も信じれなくなっちゃって、、。

でも紫ーくんに会った時、

昔の僕そっくりだって思ったの。

だから、僕みたいになってしまうのが嫌って思うから、少しでも守ってあげたいって。

ここまで話すつもりはなかったが、

せっかくだから話そうと思った。

嬉しかった。

俺を想ってくれる人がいたことが。

…!!

ずっと信じてた人が急に自分に対して冷たくなっちゃうの、

凄く、寂しいよね。

…うん、

…でも、もう自分を信じてくれる人がいるって思うだけで、心が軽くなったりして。

最近は、紫ーくんや兄弟がいるだけで楽しいって思ったり。

…!!

何も出来なかったとしても、

頑張りもちゃんと見てるから。

…っ、!//

やっぱり優しいなぁ…、/

失敗ばかりの俺を信じてくれて…/

僕だって、完璧じゃないしね…笑

やっと話せた、自分のこと。

そして、紫ーくんに思っていたこと。

…。

俺の昔話、言ったっけ…?

あー…。

実は、橙くんと紫ーくんが話してる時、

話題が聞こえちゃったんだ。

…それから、紫ーくんは信じていいのかなって思ったし…。

感謝してる。

…!//

初めて人に感謝されて嬉しかったし、

今まで感じたことのない気持ちを感じた

顔が熱いような、心がドキドキするような、、

チラッ、

(カァアアアアッ…////

全部話して、全部打ち明けて、

急に顔が赤くなっていた。

!!

ありがと、青にぃッ、(ニヘッ

う…、うん…/

続く

コメントきたら書きます。

家出少年と5人の兄弟達。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

140

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚