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本日はとある都市伝説についてお話します。 これから説明する内容はフィクションです。 多少グロテスクな内容が入っております。 閲覧は自己責任で。
語り手
こんにちは
語り手
本日は『タクシー自殺』という都市伝説をお話します。
ここからが都市伝説です。
語り手
私が九死に一生を得た。いや、自業自得とも言える話をします。
語り手
昨年の冬。非常に寒く仕事も張り詰め、忙しかったあの頃、
語り手
仕事から帰るのにタクシーを利用したんです。
語り手
最初は他愛もない話をしていたんですが…
タクシードライバー
お仕事忙しいんですか？
語り手
あ、えぇ、張り詰めです笑
タクシードライバー
それはそれは、タクシー界も今がとても忙しい時期ですよ。
タクシードライバー
いっそのこと死んでしまいたいなんて…思っちゃったりします笑
語り手
死んでしまいたいだなんて、
まぁ気持ちはわかります。
まぁ気持ちはわかります。
語り手
語り手
そんな会話を最後に、私は眠ってしまったんですね笑
語り手
夢でこんな話をしましたよ
夢の中の相手
死にたいですよね？
疲れましたもん。
疲れましたもん。
語り手
ええとても
語り手
死にたいね。
夢の中の相手
一緒に死にましょう？
語り手
ええ、いいですね。
語り手
語り手
そうして、私は目覚めたんですね。
語り手
そしたら猛スピードを出してたんですよ。
語り手
タクシーが、
語り手
ドライバーにスピード大丈夫ですかー？って
語り手
聞いたんですが、
タクシードライバー
……………
語り手
返事なくて、ドライバーさんの顔を見てみたら…
語り手
そこにあるはずの顔、いや頭が無かったんですよ。血まみれのシートがあって、
語り手
体を倒して、ハンドルに手をかけて、思いっきり左に切ったんです。
語り手
壁に車体を当てて減速させて…
語り手
語り手
後から聞いた話なんですが…
語り手
あの夢はほんとにタクシードライバーさんと会話してたらしくて、私が寝ぼけてたんです笑
語り手
車の中には遺書が入っていたので、自殺だろうって…
語り手
タクシードライバーさんの頭は、
語り手
自ら外に乗り出して、
語り手
頭を標識にぶつけて自殺したようです。
標識には彼の物と思われる脳などが。
標識には彼の物と思われる脳などが。
語り手
世の中色々ありますよね。
語り手
少しでも起きるのが遅かったらって考えると……。
語り手
タクシーになんて乗れないです笑
後書き
ご閲覧ありがとうございました。 楽しんで頂けましたか？ 作者は❤を励みに頑張っています。
それでは、また次の都市伝説で、
会いましょう。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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