- ̗̀⚠︎ ̖́- 戦闘シーン有 ちょっとつまんない
帳が降りて数十分
呪霊は 公園の丘の上
🌷
🌷は帳が降りてから 呪霊を探す気配はなく
スマホばっかり
🌷
おそらく スマホに映っているのは 悟とのトーク画面
数週間前の 悟との会話を思い出す
会話でも、LINEでも
悟はいつも 私を好きだと言ってくれた
そんなに経っていないはずなのに 随分前のことみたいだ
悟が、 🌷とどんな会話をしてるか想像すると 胸がざわざわする
あーあ… こんな事考えたくないから 仕事に集中したかったのに
私は 自分の気持ちに気付かないふりをして 先へと進んだ
🌷
報告では2体 でもここには一体しか居ない
途中で他の呪霊達も祓ってきた
🌷は、 肩にかけていた呪具を取りだし 真っ先に呪霊に向かっていった
応戦しようとすると 呪霊が地中に潜った
私の術式は "雷"
広範囲の攻撃が可能 近距離でも中距離でも戦える
が、 地中だと電気が分散されてしまうから 潜られるとほとんど機能しない
🌷
🌷が地面を思いっきり殴り ドンと音を立ててひび割れ 呪霊が飛び出した
すかさず私が術式を放ち 呪霊は呆気なく消えた
🌷
"悟と特級の任務とかいきたかったな" なんて言いながら 🌷は先へ進む
その時、 背後に呪霊の気配を感じた
私はすぐに反応できず 足を怪我した
バランスを崩し、 🌷に助けを求めた
🌷
🌷
🌷
呪霊は 完全に私をロックオン 🌷はそのまま去っていった
何言ってるのあの人、 祓ったのは私なのに
あまりにも自分勝手すぎる 前までもっと、いいひとだったのに
人って、 こんなに変わるんだ
やりようのない悔しさと 悟を取られた悲しみ あんなのに騙されて私を罵った悟への 怒り
色んなものが ぐるぐると頭の中を行き来して おかしくなりそう
私はその全てを 呪霊に無我夢中でぶつけた
目が覚めると 白い天井に 温かい布団
もしかして…
記憶が戻ったのかもしれない 🌷が嘘をついたと気づいたのかもしれない
でも、 リビングには誰もいなかった
変に 期待しちゃったな
昨日怪我したところ 意外と深くてズキズキ痛む
昨日よりも 少し熱っぽくなった額に手を当て
硝子の元へ向かった
to be continued
コメント
4件
🌷ッッッふざけんなっっ((泣