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桃
桃
平日が終わり、土曜日。
特に予定もないみかさは自室のベッドに寝転んでゲームを楽しんでいる。
桃
敵チームを殲滅し、優勝の王冠が画面いっぱいに映る。
桃
みかさが再びゲームマッチングをしようとすると……
コンコンコンッ──
桃
あけみさん
ドアの向こうで喋るのは、 あけみさんだった。
桃
ちょうどキリがいいところだったので、みかさは快く了承し、居間に向かった。
あけみさん
桃
あけみさん
桃
あけみさん
桃
ぱたぱたとあけみさんは今から出ていった。
桃
サッ、サッ、サッ
みかさが畳をホウキで掃除する音が響く。
特に目立った汚れは出てこず、 一応集めたつもりのゴミを
手渡されたチリトリに入れていく。
桃
ぱっぱとゴミ箱に目に見えないゴミを入れていく。
掃除は数十分で終わってしまった。
桃
桃
桃
みかさはふと前にやしろに紹介してもらった屋根裏部屋のことを思い出した。
桃
階段型のタンスを登り、屋根裏に続く取っ手を引っ張る。
桃
桃
居間の光が屋根裏に入る。
無数の空中に浮いた小さなホコリが光を反射する。
それはまるで妖精が粉をふりかけたような様子だった。
みかさは屋根裏にあがり、"はたき"でパタパタと掃除していく。
桃
桃
カコンッ──
桃
みかさの足に何かが当たった。
すぐに足元を確認すると、とある巻物が転がっていた。
繭守系譜
桃
表紙にでかでかと 書かれているその文字は、
みかさにどことない 不気味さを味わせた。
桃
スマホのライトで照らして、その巻物を開いてみる。
そこには権三郎や乙姫と言った、昔の名前がつらつらと並べられていた。
桃
巻物をどんどん伸ばしていく。
桃
みかさは名前をじっくりと読んでみた。
最後になるにつれて照子、八千代などの昭和周辺の名前になっていた。
桃
桃
桃
みかさはふと巻末に書かれていた名前が目に付いた。
桃