悪女ちゃん編

監督生…

俺さ

お前の事

失いたくなかったよ

一緒にいると

楽しくて

一緒にいると

自然に笑えて

なぁ、監督生…

俺

もう一度

お前の笑顔が

見たいよ

辛かったら

相談してほしかったし

こっちだって力に

色々助ける方法が…

あったのに…

お前は俺に相談しなくて…

勝手にいなくなった

ごめんな

監督生…

ほんと、お前には

小さい頃から

嫌な事に

あってばっかりだな…

監督生は昔から

よく泣いていた

俺といる時は笑顔で

他の人の前では

誰もいないところで

よく泣いていた

なんでだろうと思ってた

理由はすぐわかった

監督生は学校で

気持ち悪い どっか行けよ 邪魔だ邪魔

こんな悪口を毎日毎日

刃物で刺されてた

お前らは監督生の

何を知るんだよ

何を知ってんだよ

対して知りもしないくせに

悪口言うなよ

外見で人を見て

あいつムカつく あいつ消えればいい

よくもまぁそんなことが言えたな

監督生が

どれだけ努力をしてきたと

思ってんだよ

監督生を泣かせるな

俺はこれ以上

あいつが泣いてるところを

見たくないんだよ

俺の

大事な

幼馴染を

泣かせんなよ!!!!

エース

私ね

とても辛かったよ

エースと新入生さんが

キスしてるとこ見たの

ずっと

小さい頃から

好きだったのに…

悪口言われた時

私はどれだけ

嫌われないように

努力を重ねても

うちには

無理なんだなって

分かったよ

告白したとき

なぜかね

絶対成功するって思ったの

エース

うちさ

小さい頃から

嫌な目に合ってたけど

エース、君がいたから

辛くなかったんだよ

エース

私

もう一度

エースの笑顔

見たいな

小さい頃から

エースはたくさんに人に囲まれてた

たくさんの人の中で

数名

なんでお前がエースといんの？ 空気読めよ 邪魔だ邪魔

こんな

悪口の

言葉の刃物を

毎日受けてた

でも

たった1つだけ

君がいたから

辛くなんかなかった

エース

私は君に救われた

君がいたから

生きる意味がわかった

幼馴染で

好きな人で

大好きな人で

よかった

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