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あれは俺が中3の時
たまたま見かけたんだ
こえ
放課後に1人、 廊下でため息をつく君を。
悠鈴
悠鈴
大したことでもないのに
俺は何故かその子が気になった
その時
2人の女子がその子に駆け寄って来た
女子生徒
女子生徒
悠鈴
こえ
その時の彼女の顔は
明らかに不愉快そうだった
女子生徒
女子生徒
こえ
女子生徒
女子生徒
こえ
女子生徒
女子生徒
そう言って彼女から離れた2人は
俺のいる側へ歩いてきた
悠鈴
特に意味もなく柱の陰に隠れた俺にきこえてきたのは
女子生徒
女子生徒
女子生徒
悠鈴
彼女の2人に対する態度で薄々気づいてはいたけど
やっぱり彼女たちはその程度の関係のようだった
こえ
彼女が小さく呟いた
悠鈴
それから度々
彼女達の似たようなやりとりを目にした
その度に、彼女は…
こえは…本当に強い心を持っているんだと感心していた
気づけば学校では彼女を探していた
それが恋だと気づいても 大した出来事もないまま
俺は中学を卒業した
だから驚いたんだ
なんで私がこんなことしなきゃいけないのよ…
悠鈴
こえ
悠鈴
蒼司達から隠れるために使っていた理科準備室に
こえが現れた時は。
蒼司
悠鈴
悠鈴
琉斗
蒼司
琉斗
蒼司
悠鈴
煌
煌
琉斗
ガチャ
璃清
蒼司
煌
こえ
璃清
こえ
煌
2人が生徒会室に入ってきたから気づかなかったんだ
琉斗
琉斗が少し俯いていたことに