TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

柏木雷華

……あ

柏木雷華

…ミ、ク……

ミク

大丈夫?

ミク

「雷華」…?

柏木雷華

ゔっ……!!

___誰にも言えないまんま抱えた想いが叫ぶ

___「何で生まれてきたのよっ!!

___あんたなんてっ…!!」

そんな…事___言わないで…

___願っても届かない

黒い微笑がこちらに来るように

異端ゆえの最先端___

ミク

…雷華……ごめんね…

朝比奈まふゆ

……

柏木雷華

………ミクと……まふゆ?

いつもに増して 少し寒気がするセカイ

柏木雷華

(……また…迷惑を…)

柏木雷華

ありがとう…2人とも…ごめんn

朝比奈まふゆ

うるさい

柏木雷華

……え

ミク

…まふゆ……そんな事言わないで

朝比奈まふゆ

…………

柏木雷華

…………

ミク

…………

凍りつくような静けさ

表情を殺し腐った品性の群れのようだった

柏木雷華

……えっと___

朝比奈まふゆ

…ミク……

ミク

…雷華、まふゆはね……

ミク

___っ

大方の予想は着く

仮面を被っていてもなお魅せるから___

柏木雷華

…何で

柏木雷華

……そんな事で堕ちるの…?

気付いたらそんな言葉を発していた

朝比奈まふゆ

……は?

ミク

堕ちるって…雷華……、それはっ___

柏木雷華

もっと苦しんでる人いるのに……?

柏木雷華

そんな事で挫折するの?

私は言葉を止めれなかった

朝比奈まふゆ

…さっきから何

朝比奈まふゆ

知ったような口聞かないで

柏木雷華

___何も知らないから言えるんだよ

ミク

……雷華……止めて

ミク

まふy____

朝比奈まふゆ

っ……

まふゆは感情を殺しきれなかった

哀しそうな苦しみが零れる

柏木雷華

……ぁ

そこでやっと我に返った

ミク

まふゆっ……

朝比奈まふゆ

………!!

ミク

雷華……まふゆ……

ミクが戸惑いの表情を貼り付けている

私はそれを見ているだけだった

柏木雷華

……っ

柏木雷華

ごめん、なさい…

朝比奈まふゆ

…ぅ……

何でこうなったんだろう

どこから始まったのだろう

嘆けど変わらない___

また、ここ

あとも先も見えない暗闇

さぁ、早く…ここへ___

あるのはただ記憶の声だけ___

そしてまた目を醒ます

点と線のエンドロールのように

柏木雷華

___ま、まふゆっ…

柏木雷華

ごめんね…

朝比奈まふゆ

……

柏木雷華

……っ

朝比奈まふゆ

あの時は…私も少し混乱してた

まふゆは感情の無い声でそう言った

柏木雷華

………!

柏木雷華

許してくれる…?

朝比奈まふゆ

別に怒ってない

柏木雷華

……よかった

ミク

……本当に、良かったね

ミク

(でも___あの時の雷華は…)

Untitledのその先へ___

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

110

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚