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第10話 「最終話」

あれから3年後

私には新しい恋愛も、出会いも

何も無かった、

常に無気力で、

外に出るのにも時間がかかって、

楽しいなんてことはひとつも無かった、

私には生きる意味が無い、

きっと大ちゃんは私のせいで苦しい時間を過ごしている、

“ごめんなさい”

私は誰もいない部屋で 一言呟いて、

引き出しに入れてあったライターに火をつけた、

3年後、

俺は弁護士の弁明によって、

刑罰は軽くで済んだ、

たった3年、

本当はもっと重かったはずの罪を軽くしてくれたのはありがたいことなのかもしれへん、

けど、

軽くなった罪に対して 俺にのしかかる見えない刑罰は

壮大な量になってた、

俺にははるに会う権利なんてものは無い、

でも気がつけば

俺はあの懐かしい街並みの方へと 足を向けて歩いていたんや、

はるの家の周辺になるであろう 見慣れた住宅街、

3年前の昼間はもっと静かな場所やったはずやけど、

今日は何故かいつもよりも騒がしい、

というか騒がしい所の騒ぎじゃなさそうや、

「火事だ!」 「女性がまだ中にいるぞ!」

「おい!出て来い!!」 「死んじまうぞ!」

この周辺に女性が住んでるのは お母さん世代の人とはるだけ、

ということは、

もしかしたら、

はるかもしれへん、

そう思って俺ははるの家に向かって今までにないくらいに速く走っていた、

西畑大吾

っ、!

はるの家の前は焦げ臭い匂いが強く漂っていて、

はるの家は赤い炎に包まれていた

西畑大吾

っ、はる!!!

いてもたってもおられへんくなった俺は周りの引き止める声なんか無視して

火の手が登るはるの家の中に入っていった

西畑大吾

げほっ、げほっ、

中は灼熱なんかじゃ表されへんくらいに熱くて、

今にも焼けて、焦げて、溶けてしまいそうやった、

そんな時、

廊下から見えるリビングの中に はるの姿が見えた

西畑大吾

はる!!

酸素が薄い中 俺は精一杯の声を出す

上田はる

だい、ちゃん、?

上田はる

っ、なんで、

上田はる

げほっげほっ、

何でもかんでもあるかいな、

西畑大吾

はよ出よ、?

西畑大吾

今やったらまだ間に合う、!

上田はる

いいよ、

上田はる

私はお姉ちゃんも大ちゃんも苦しめちゃったんだから、

上田はる

私に生きる意味も価値もない、

西畑大吾

そんなわけない!

西畑大吾

お願いやから一緒に逃げよ、

上田はる

いいから!

俺がはるの方に行こうと足を伸ばすと目の前の火の手が強くなる

上田はる

大ちゃんは生きて、

上田はる

私なんかより素敵な人を好きになって、

上田はる

今なら間に合うよ?

上田はる

少し息止めて走ったらまだ逃げられる

西畑大吾

あかん、

西畑大吾

俺ははると

上田はる

ダメなの!

上田はる

私と大ちゃんは一緒にいたらダメなの、

上田はる

私なんかを愛さないで!

西畑大吾

っ、

陽炎のようにボワボワした視界で上手く見えなかったけど、

はるは多分涙を流していた、

上田はる

幸せになってね、

上田はる

大ちゃんと出会えて良かったよ、

上田はる

っ、大好きだったよ

上田はる

もう自由だよ

はるはさらに火の強い リビングの奥へと進んで行ってしまった

西畑大吾

あかん、

西畑大吾

はる!!

西畑大吾

げほっ、げほっ、

はるの姿が見えなくなった瞬間

俺は救急隊員の人に連れ出された、

そしてはるの姿は出てくることは無かった、

俺は大切な人を自分で殺してしまった、

俺らにしか見えてない 俺らの苦しみ、

この世界は、

俺が思ってるよりも脆かったみたいで、

君が最後に見せてくれた笑顔は、

この脆い世界で1番美しかった、

END

こちらの作品 結構前の野櫻時代の作品で、 めっちゃ人気だったのに間違えて消してしまって💦

復元にお時間がかかっておりました🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️ そしてその割にニュアンスでしか書いてないです😭

そしてなんとアイコンが消えてしまっていたので最終話のみそれっぽいアイコンでしかないです😭

またこの作品が愛される日が来ることを願って投稿させていただきます🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️

♥連打や感想💬沢山待ってます👐🏻💞

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