東リベ夢小説注意
マイキー
なぁ。慧
慧
?
マイキー
この前の三途の話だが、虐待されてたってどういうことだ
蘭
あ〜!それ、俺も気になる〜♡
モッチー
は?なんの話だよ。それ
ココ
モッチー居なかったもんな
竜胆
慧にも言いたくねぇことあるんじゃねーの?
春千夜
あ?慧なら言うだろ
武臣
強制するなよ
慧
あんま話してもいいことないけど
慧
いつか話すつもりだったから言っとく
マイキー
助かる
産まれた時からは普通に接してもらってた。
でも、その時から私が笑うことはなかった
だから、正直両親は私のことがあんまり好きじゃなかったらしい
夜に両親が二人で話してるのを聞いた
慧ママ
貴方。今日も慧は笑わなかったわ
慧パパ
そうか…。
慧パパ
男の子に産まれて欲しかったのに、女の子に産まれて
慧ママ
挙句に笑わないなんてね…。
慧パパ
嗚呼
慧パパ
でも慧は頭がいいし、才能がある
慧ママ
えぇ。育てる価値はあるわね
慧パパ
だな
ガタッ
慧ママ
!
慧パパ
!
慧ママ
慧、居るの?
慧(過去)
…うん
慧ママ
聞いてたの?
慧(過去)
うん。ごめんなさい
慧パパ
聞いてたなら、もう隠す必要はないな
勘付いてた
私に向けてる笑顔は作り笑顔って知っていた
私に良くするのは、一般の子よりIQが高かったから
全部知っていた
だから余計に辛かった
慧パパ
顔は傷付けないでやる
慧ママ
そうね。感謝してね?
慧(過去)
…ありがとう
そこから毎日身体を殴られて、挙句の果に捨てられた
慧
刃物のかで切るとかはなかったけど、あの時の傷は今でも身体に残ってる
蘭
わ〜…。
ココ
ひでぇ…。
慧
あ
慧
でも、ある日ボーイッシュな感じにしたら褒めてくれた
慧
髪の毛も今みたいにウルフにして
慧
服も男の子用を着てた
慧
でも、捨てられたからもういっかって感じ
春千夜
確かに俺と会った時はウルフだったなァ?
慧
そーいうこと
竜胆
今も辛くねぇの?
慧
もー慣れた
マイキー
そっか…。
マイキー
お疲れ様
慧
…ありがと