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病気の私と　、元気な君　。

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病気の私と　、元気な君　。

第11話 - 第11話

42

2025年07月26日

#からぴち

ちか

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42

ちか

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俺はいつも通り、家でくつろいでいた。

そんなある日

ピーンポーン♪

インターホンが鳴った。

モニターを見ても、誰もいない。

ただのイタズラだと思っていた。

ピンポン、ピンポン、ピンポン‼︎

開けろ！

そんな声がした。

寒気がする。

もしかして、紅灯会か、？

俺は部屋の隅に体を寄せ、座っていた。

🎸

はぁ、はぁ、

息が荒くなる。

俺の体は、震えていた。

俺、殺されるんだ。

私は、🎸の家に今から潜入すると聞いて、急いで来た。

🎸を、殺してほしくない、

でも、そんな事を言ったら...

そうだ、私だけ家に入ればいいんだ。

🍫

ちょっと、そこどいて！

🍫

私が一人で行く。

🍫

みんなは下降りて！

そう言って、私以外の人を別な場所に移動させた。

🍫

🎸、家開けてくれる？

🎸

無理

🎸

お前、紅灯会なんだろ

🍫

えっ

🍫

知ってたの？

🎸

当たり前。

🎸

そんな舐めんな

🍫

ごめん、私🎸を殺しに来たわけじゃないの。

🍫

今、玄関の前に、私しかいないから。

🍫

他の人たち追い出したから。

🍫

お願い、開けて。

🎸

わかった

🎸

絶対殺すなよ

🍫

分かってるよ！

俺は、ドアノブに手をかけた。

手は、震えていた。

がちゃっ

開けると、そこには🍫が一人、立っていた。

🍫

🎸っ、

🎸

...なに

🍫

ごめん。

🍫

私、今まで🎸に嘘ついてた。

🍫

中学３年生の時、私、紅灯会に入ったの。

🍫

それで、ターゲットが🎸って聞かされた。

🍫

最初は本当に狙っていた。

🍫

でもね、途中で🎸を好きになったの。

🍫

それは本当。

🍫

だから、🎸を殺したくなくて。

🍫

でも、変な事をしたら追い出される。

🍫

だから浮気したの。

🍫

もう🎸とは関わりたくなかった。

🎸

えっ...

🍫

でも、やっぱり、私は🎸が好き。

🍫

無理だった。諦めるなんて。

🍫

🎸が殺されるって知って、急いでここにきたの。

🎸

...

🍫

私、紅灯会が私の唯一の居場所だと思ってた。

🍫

でも、本当の居場所は紅灯会じゃなかった。

🍫

こんなに🎸は、私を守ってくれてたのに。

🍫

私の居場所は、🎸なの。

🍫

ごめん、許してくれないよね。

🍫

それだけ。

🍫

ばいばい。

🍫がドアノブに手をかけた時。

🎸

おい、

🍫

っ、なに？

これからも、よろしく。

🍫

えっ、？

次回最終回かな、？

次回予告

二人の運命

お楽しみに