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目が覚めると横で寝ていた筈の💛くんがいなかった。

急いで1階に降りると、💛くんが靴を履いていた。

ずいぶんとコソコソしている。

💙

何してんの?💛くん

💛

ひゃっ!?

💛

あ、💙ちゃん…!?

💙

黙ってどこ行こうとしてんの?

💛

…ちょっと、デパートに…

💙

…誰と?

💙

何時に帰るの?

💛

❤️とです…!

💛

6時までには帰ります

💙

ふ~ん…そっか

💙

分かった、行ってらっしゃい

💛

!!はい、いってきます

あっさり引き下がった僕の対応に少し意外そうな顔をしながら💛くんは出掛けていった。

…でも、何であんなにコソコソしてたんだろう? 何か隠してる…?

💙

…付いて行こ

💛

❤️、❤️!この服とかどうですか?

❤️

あー、めっちゃ良いじゃん!

💛

ふふ、ですよね

💛くん、凄い楽しそう…

❤️くんといる方が好きなのかな…

…でも、💛くんの彼氏は僕だし! 僕の方が💛くんを笑顔に…

…あれ?最近、💛くんの笑顔あんまり見てない?

ここ一週間ほどの💛くんの表情を思い返してみる。

💛くんはずっと悩んだような表情で、ため息も多かった…

💙

なんで…

💙

僕の事、嫌いになっちゃった…?

嫌だ。嫌われたくない。

💛くんに嫌われたら、僕はもう生きていけない。 💛くんとずっと一緒にいるにはどうしたらいい?

💙

あ、そっか

簡単な事だ。

ガチャリ。

💙

お帰り、💛くん

💛

ただいま、💙ちゃん

💙

💛くん、楽しかった?

💛

はい!楽しかったです!

💛くんは満足気に袋を掲げてくる。

💙

そっか

やっぱり、❤️くんとの方が楽しいんだね。

💙

💛くん、ココア入れたけど飲む?

💛

はい!いただきます

💛

ん、…美味しいです

飲み終わり、10分ほどすると💛くんは眠りに落ちた。

💙

よかった、睡眠薬効いたみたい

💛くんの首をゆっくりと、だんだん強く絞めていく。

💛

っ!?ケホッ…!

💛

はッ…かはッ、💙ちゃ、

💙

あぁ、起きちゃった?

💙

せっかく、苦しまないようにしてあげようと思ったのに…

💛

や"、め…ヒュっ

僕も鬼じゃない。 最期くらい穏やかに殺してあげよう。

その為に睡眠薬入れたのに。

💛

う…あ"、💙ちゃ…なんで…?

💙

…💛くんが悪いんだよ?

💙

💛くんが僕だけ見ててくれないから…!

ググッ、と💛くんの細い首にかけた手の力を強める。

💛

あ"ッ…ぅ

苦しそうに涙を流しながらもがく。

💛

ごめ…💙ちゃ、ん

💛くんは抵抗しなくなり、ぐったりとしている。 目は虚ろで涙で濡れている。

身体を抱き締めても鼓動は聞こえない。でも暖かい。

何故か涙が溢れてくる。 同時に笑いも込み上げる。

💙

あははっ、💛くん

💙

これで、ずっと一緒だね♡

ずっと一緒にいられるなんて幸せだ。

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まじ、こういう系好き

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