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猪狩守
...
猪狩守
...惨敗したのはきっとボクの練習不足だ
猪狩守
このままじゃまた負ける...
猪狩守
もっと...もっと練習しなければ...！
猪狩守
もっとカイザーライジングの球威を...！！
シュッ！ ギュルルルーン！！
猪狩守
もっと速度を上げる事が出来れば...！
翌日...
猪狩守
どうだ？進
猪狩進
うーん...あまり変わってないような...
猪狩守
くっ...なぜだ...あともう
少しのはずなのに...！
少しのはずなのに...！
猪狩進
(兄さん...カイザーライジングを強化させたいっていきなり言い出して...どうしたんだろう...？)
友沢亮
...先客がいたか
猪狩守
ちょっとそこの人、危ないですよ...ってなんだ、お前か
友沢亮
...
猪狩守
おいおい、この前負けた相手だからって無視するのはやめてくれないか？
友沢亮
くっ...ならば勝負だ
猪狩守
勝負か？別にいいけど、ボクに勝つだなんて100年早いぞ
友沢亮
...才能だけで野球が出来ると思うなよ
猪狩守
(よし、カイザーライジングで打ち取るぞ)
猪狩進
(オーケー、兄さん)
猪狩守
...
猪狩守
...はぁっ！！
シュッ！ ギュルルルーン！！
友沢亮
(...ここだっ！)
カキィーンッ！！
猪狩守
バカなっ！？
ホームランだと！？
ホームランだと！？
猪狩進
に、兄さん...
友沢亮
なにも変わってないな
友沢亮
んじゃ、オレは用事がある、またな
猪狩守
クソっ...クソっ！
猪狩守
あんな奴に打たれるだなんて...
猪狩守
進、もう少し付き合ってくれるか？
猪狩進
え？あぁ...うん...
猪狩守
(あと70球は投げなければ...！)
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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