ベックマン
まぁ、そこら辺にしてやれ
夢主
!...ベック、、
私と約束をしていた張本人だ。
ホンゴウ
でも、今言わねぇと飲まねぇか――
ベックマン
俺が飲ませれば文句ない
ベックマン
ルウも、あとは俺に任せろ。
落ち着いた声で、そう言った。
手慣れているみたいな感じだ
ルウ
副船長なら、安心だな
ホンゴウ
...仕方ねぇ、。
2人はベックを信じて部屋を出ていった
ベックマン
...で、何が気に食わねぇ。
ベックに背を向けているので、顔は見えない
でも、怒ってるわけじゃないみたいだ
夢主
...べつに。
ベックマン
気に食わねぇことがあるから、そうしてんだ
どうやら、心が見えるらしい
夢主
...ベックの、約束破った、。
ふわりとベックの匂いに包まれる
ぽんっと、頭に手を置かれた
ベックマン
仕方ねぇ事だ
ベックマン
それで責任を負う必要はねぇだろ
そう言われたので、振り返った。
夢主
私が、やだ...。
ベックは、そんな事何も気にしてないみたいだ
ベックマン
まぁ、治るまで安静にしとけ。
夢主
...まって。
ぎゅっと、服のすそを掴んだ
夢主
1人...怖いからやだ、。
ベックマン
なら、お頭呼んでこればいいか?
夢主
ふざけてないで、やめて。
ベックマン
冗談だ、冗談。
そう言うと、ベットに腰かけた
ベックマン
水飲まないと、バテるぞ
夢主
...ん、
重い体を起こして、水を飲んだ
ベックマン
...腹が減ったら、食え。
夢主
...うん、
柔らかい空気が、静寂を包んだ
ウトウトとまどろみ、眠たくなる