彰人
第一話
冬弥
「ごめッ、なさ……っ」
彰人
………………
ガチャッ
冬弥
おはよ
彰人
…………
冬弥
挨拶は?
彰人
あ……っ
彰人
ごめッ、なさ……っ
冬弥
おはようございますは?
冬弥
挨拶は絶対って、昨日身体で覚えてもらったろ?
冬弥
ご主人様の言うことも守れないの?
彰人
守れますっ、守ります……っ
冬弥
そうだよね?おはようございますは?
彰人
おはよう、ございます……っ
冬弥に出会わなければ
冬弥に出会わなければ、俺は幸せなのかもしれない。
絵名と、家族と、幸せになれたかもしれない。
音楽に興味をもったから
冬弥と出会ったから、こはね達と出会ったから俺の人生めちゃくちゃなんだ
俺は……おれは……おれは……
俺はお前の、性奴隷。
冬弥
彰人!早く練習行くぞ、!
冬弥
彰人、!パンケーキ食べないか、?
冬弥
彰人!家に行っても、いいか……?
日に日に、冬弥からの愛が重くなっていくのは感じてた。
相棒だから、これくらい当たり前だ、そういって自分をごまかして、冬弥と歌ってきた。
彰人
なぁ、冬弥
冬弥
なんだ?
彰人
俺たちもう終わりに、しねぇ…?
こう言うと、冬弥は
冬弥
…………
黙って俺を見つめた。
そして
俺を監禁した。