ショッピ
あ、チーノ!
チーノ
……………
ショッピ
ッえ……??
○○
……?
最近チーノの様子がおかしい
ショッピくんと私を避けてる感じがする……
……何かあったのかな
○○
ねぇ
○○
どうしたの?
チーノ
…………
ショッピ
いい加減喋れよ……!
チーノ
…………
振り返りもせず去っていってしまった
ショッピ
何があったんやろな……
○○
うん……
ただ、今しつこく話し掛けたら
この関係が終わってしまう気がする
だから、そっとしておくしか無かった
いつから俺はこんなのになったんだろう
2人は心配してくれてるのに無視するなんて……
こんな気持ちのせいで……
もう、俺は居なくなった方がいいんだ……
チーノ
……ふぅ
深呼吸し、屋上のフェンスに足をかける
チーノ
ッ…………
怖い
怖くてたまらない
でも、ここから落ちたら楽になれるんだ……
震える手にギュッと力を込め、フェンスをよじ登っていく
遂にこの時が来た……
絶対に逝ける訳では無いけど、、、何かしらあるはず、、、
チーノ
………よし
飛び降りようとした時
バンッ
○○
……チーノ?
チーノ
あ……
○○
な、なんでそんな所に……
チーノ
……なんでもない
チーノ
ほっといてよ……
○○
ッ、でも!
チーノ
ほっといてって言ってるじゃん!
チーノ
もう俺に構うなよ!
○○
え……
……やってしまった
俺はとことん馬鹿だな
屋上に居たくなくて、走って教室に帰った