俺は橘淡恋
しがない秘密警察さ()
今俺がいるこの大聖堂
ここでは怪しい宗教が根付いているとかなんとか…
絶対に俺が招待を突き止めてやるッ…!
アリシア
受付…?みたいなところにいた女の人が声をかけてくる
橘淡恋
アリシア
アリシア
アリシア
アリシア
橘淡恋
ぺらりとページをめくる
教祖は…シニタイ、様?
橘淡恋
アリシア
橘淡恋
モブ
橘淡恋
橘淡恋
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
アリシア
アリシア
アリシア
アリシア
モブ
アリシア
モブ
橘淡恋
アリシア
アリシア
橘淡恋
アリシア
アリシア
橘淡恋
促されて椅子に座る
橘淡恋
アリシア
橘淡恋
どんなやつなんだ…
「シニタイ様」…
すると、聖堂の奥から
男かも女かもわからない人間が現れた
シニタイ様
橘淡恋
あれが、シニタイ様…?
モブ
モブ
近くに座っている男性がそう言う
シニタイ様
橘淡恋
シニタイ様
シニタイ様
明らかにこちらを見てにっこりと笑う「シニタイ様」
…うさんくせぇ~…
モブ
モブ
モブ
ぼそぼそと話し声が聞こえる
いや、確かに美形だけどさ…
そんな言う程か?
…ていうかなんでこんな胡散臭い人間を信じてんだ?
そんな俺の考えは顔に出ていたようで
ぎろりとシニタイ様を睨んでしまっていた
シニタイ様
シニタイ様
シニタイ様
シニタイ様
シニタイ様
シニタイ様
そういうのが胡散臭いんだよ…
ただの宗教でそこまでするか…?
シニタイ様
シニタイ様
そう彼(?)が言うと
教徒が一斉に目を閉じた
空気を読んで目を閉じる
…近くでアリシアさんの「ごめんなさい」という声が聞こえた気がした
頭がなんらかの機械を付けたように重くなって
目を開けようとしても開けられない
…なんか、眠いな
ねた、寝たら駄目だ…
あいつの…
全てをあ、ばかなきゃ…
いけない、のに…
橘淡恋
そして、俺の意識は遠のいていった
暗転
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