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祐樹
いいから
愛
え、ちょっ…
2分後…
愛
あ、ここ…
祐樹
え？
愛
私がよく来るところ…
祐樹
そうなんですか
愛
うん。なんか落ち着くの
祐樹
それはわかります
愛
…で、どうしてここに？
祐樹
どうして？うーん…なんとなく、ですかね
愛
…え！？そんな…怒るためにここに来たんじゃ…
祐樹
別に今は気にしてないですよ。
愛
あ、ありがとう…
祐樹
いえいえ
愛
…あ、あのさ…
祐樹
はい？
愛
そ、その…変なこと聞くけど…
祐樹
いいですよ
愛
西崎さん？だっけ？
祐樹
はい
愛
そ、その子に告白されて…嬉しかった？
祐樹
なんでですか？
愛
…えっ！？えっと…な、なんとなくだよ！なんとなく！だってほら、祐樹くんってモテそうじゃん！だから、そうやって告白されるの慣れてても嬉しいのかなーって！
祐樹
嬉しいって言ったら…どう思います？
愛
…え
愛
ど、どうって？
祐樹
俺が嬉しいって思ったら先輩は…
愛
えっと…
祐樹
（嫉妬、してくれるかな？）
祐樹
嬉しかったですよ
愛
…え
祐樹
だって自分のことを好きでいてくれたんですから。正直告白、受けようとは思ったんですけどね
愛
じゃ、じゃああの時気になる人って言ってたのは？
祐樹
できそうな予感がしたから言ったんです
愛
そ、そうなんだ…
祐樹
（やべっ…俺今めっちゃ最低な発言した…）
祐樹
（でも…西崎さんには悪いけど、ちょっとは嫉妬してくれてるかな？可愛い…って俺、何考えてんだ？可愛い？可愛い…うん。まあ確かに先輩は可愛い。すごく。）
愛
…くん
愛
…くん？
愛
祐樹くん！
祐樹
…えっ！？あ、なんですか？
愛
い、いや…ぼーっとしてたから心配になっただけ…
祐樹
心配してくれるんですね
愛
え、あ、うん…
祐樹
あの…もしよかっ…
愛
…ごめん、私そろそろ戻るね。やりたいことあるから…
祐樹
え…
愛
それじゃ！また今度！
たったったったっ…
祐樹
やばい…俺、先輩のこと怒らせた…？）
祐樹
なんでこう、すぐ調子にのるかな…
祐樹
（はぁ…いつもそうだな…今日も一緒に帰りたかったのに…）
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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