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みるく
みるく
みるく
みるく
※ご本人様には一切関係ございません ※無断転載等の迷惑行為は お控えください ※不快にさせてしまう内容が含まれている可能性がございます あらかじめご了承ください
夕方のスタジオは 昼よりも静かで夜ほど暗くない
赤
中途半端な光が 今の俺の気持ちとそっくりだった
赤
赤
赤
そう思うだけで 胸がドキドキしてしまう
でも、同時に 心の奥がずっと重たい
赤
赤
ピッ ジャラッ ガタッ
赤
取り出し口から ペットボトルを取ろうとした時 手が止まった
青
赤
振り向くと青ちゃんがいた
前みたいにぱっと笑わない
それだけで胸が締め付けられる
赤
青
そういいながら ちゃんと立ち止まってくれる
青
一瞬、迷ってから
赤
青
青ちゃんは少しだけ目を伏せた
青
青
冗談っぽく言おうとして 失敗してる
赤
青
青
青
それでも
青
その一言で全部が刺さった
青
青ちゃんは少し笑う
青
青
そう言って去っていった
俺はその背中を追うことは できなかった
次の日 歌の練習をしていた
黄
黄ちゃんはいつもどうり穏やかだった
でも、距離は少し遠い
黄
赤
黄
それは褒め言葉でもあり 境界線でもあった
赤
黄
赤
言葉があと少しのところで詰まる
黄
黄ちゃんは先に言った
黄
黄
黄
黄
ふにゃっと微笑む
黄
その優しい言葉に寂しさを感じた
夜 スタジオの屋上
風邪が強くて街の光が滲んで見えた
桃
後ろから桃くんの声
赤
桃
桃くんは何も言わずに 上着をかけてくれた
赤
桃
そういうとこ、ほんとずるい///
桃
近い距離。 触れそうで、触れない
桃
桃
赤
即答で返した
でも、
赤
桃
桃くんは空を見上げたまま言う
桃
桃
まっすぐ見つめる
桃
桃
赤
その言葉に胸が温かくなる
赤
赤
赤
桃
赤
赤
赤
桃くんは小さく笑った
桃
そして、そっと手を握る
指先が絡み合った瞬間、 たしかに「恋人」になった気がした
しばらく時間が経った
たしかに幸せな時間を過ごしている
でも、夜が深くなるほど思い出す
泣きそうな青ちゃんの目 1歩引いた黄ちゃんの背中
赤
赤
だからこそ――守りたい。
選んだ恋も、選ばれなかった思いも。
桃
桃
俺は小さく息を吸った
赤
桃
赤
赤
星のない夜、俺の声がまっすぐ響いた
桃くんは一瞬目を大きく見開いた
そしてニコッと微笑んで力強く頷いた
桃
赤
赤
星のない夜の下 俺たちは未来への1歩を踏み出した
みるく
みるく
みるく
みるく
みるく
みるく
みるく
みるく
みるく
みるく
みるく