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きんとき視点 数週間後。 買い出しと命して人里へパトロールをしに行っているとき、何やら異変が起こった。
里の人1
里の人2
里の人3
人々の叫び声が聞こえる…。
青柳 時
まだまだ里の人は多い、生憎、此処で暴れられるほどの広さはないし、やったところで被害が嵩むだけだ。
紫崎 笑
幸いなことに大人数ではなく、単独で来ているらしい。
青柳 時
紫崎 笑
青柳 時
ちょっとした脅しの意と警告の意を込めて、能力である青桜を舞わせる。
ふわりと輝き美しく舞う青桜は、妖美な不気味さを醸し出していた。
紫崎 笑
青柳 時
紫崎 笑
紫崎 笑
青柳 時
紫崎 笑
魔法使い…昔は人に協力的だったが、この里ではないにしろ此処周辺で魔女狩りというものがあった。 そのせいもあってか、人間が嫌いになる魔法使いも極だが稀にいる。 多分だが、彼はそのタイプだろう。
青柳 時
紫崎 笑
このお喋りで少しでも、時間は稼げただろうか。 いや、確実に稼げている。 周りには人っ子1人いないとさえ思えてくる。 実際はちらほら見かけるが、この人数なら万が一何かあっても護れそうだ。
青柳 時
ふわふわと舞っていた青桜の一枚一枚が紫崎に向かって舞い上がる。
花弁の端は鋭く両面ナイフのような切れ味をしている。
小さくてウザったい花弁。 相手のイライラは上がるだろうがそれが彼の心の乱れとなる。
決定的な隙に直結する。
紫崎 笑
ブラックホールのような未知なる球体…裂け目?に吸い込まれていく。
青柳 時
紫崎 笑
青柳 時
紫崎 笑
何だ…?何故余裕なんだ?紫崎には全体的な自信と余裕がある。
紫崎 笑
紫崎 笑
ぶわっと魔法陣が展開される。
純黒の触手のような、蔦のような、そんな奇妙な魔法が姿を見せる。
何だか、気味が悪い…。
青柳 時
紫崎 笑
なるほど、この触手のようなものは気を逸らす…所謂、囮。 本命の魔法は影の中にいる狼だ。
紫崎 笑
そう言った彼は、嬉しそうに黒い笑みを浮かべた。
Broooock視点
赤城 琉久
買い出しに出掛けたきり帰ってこない。
中村 水樹
時は大丈夫だって分かっているが、僕まで心配になってくる。
赤城 琉久
中村 水樹
ピーンポーン。
インターホンの音がする。
中村 水樹
嬉しそうに玄関まで走っていく水樹に何処か違和感を覚えた。
時が呼び鈴なんて、鳴らすかな?
その思考が頭をよぎった途端、僕は水樹に向かって叫んでいた。
赤城 琉久
中村 水樹
僕の方を見て青い顔をした水樹の後ろには、金髪の少年が立っていた。
桐谷 要
そんな彼の瞳からは、溢れんばかりの殺気で満ちていた。