モノクロな世界

名前→白上　秀也（しらかみ　しゅうや） 性別→男 年齢→高1（16歳） 好き→白黒、寝る、黒豆 嫌い→人、カラフル（派手すぎる） 他→大脳性色覚異常

大脳性色覚異常 ↳脳の後方（後頭葉）にある視覚野の一部が損傷することで色を認識する能力が失われ、 世界が白と黒、そして様々な濃淡の灰色に見えるようになってしまう病気

〈幼少期〉

【注意】 実況者様の名前や言葉などに伏せ字を付けていません 苦手な人は無理をしないでください⚠️

※これからのストーリーで出て来る所は全部、

秀也からしたらモノクロってことで！

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

ｶﾁｬ

今日も、世界がモノクロだ

俺は小さい頃、母に虐待を受けていた。

父は俺が生まれた頃に、事故に遭って死んだ。

それをきっかけに、母は壊れた。

俺のことを殴るのはもちろん

食も与えられず、学校にも通わせてもらえなかった。

だから俺は小学校には行けていない。

俺が9才の時

近所の人が通報して、母は捕まった。

母はその後、刑務所で自殺をしたらしい。

俺は母が捕まったあと、児童施設に保護された。

でもその時にはすでに…

世界がモノクロになっていた

医者が言うには、ストレスから始まって

様々なことが体で起こり、

脳卒中になってしまったらしい。

そして、その脳卒中のせいで後頭葉が損傷して、

大脳性色覚異常になった。

でも俺は正直どうでもよかった。

世界がモノクロであろうと、カラフルであろうと

自分がこの世界で一人ぼっちということは変わらないのだから。

今日から高校に通い始める

学校がどんなところかは分からないけど…

校舎の色が濃くて空の色と同化すると思ったが

そこまで校舎の色は濃くないみたいだ。

学校では初日は学校の代表者の話を聞かないとらしい。

…それにしても…

校長「ーーーーーーーーー」

代表者の話の前が…長い…

学校あるあるで、校長は話が長いらしい。

司会者「それでは次に、代表者、生徒会長のお話です」

ようやく代表者の番のようだ。

女子生徒「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！」

どうやら生徒会長は女子生徒に人気のようだ。

この人は校長のように話が長いわけではないのか。

司会者「では生徒の皆さんはクラス表を見て教室に移動してください」

ここが俺が通う教室か…

どうやら席が書いてある表みたいだ。

元気のいい子だな…。

嬉しそう

…

髪の色が何色か分からないなんて…

1時間目は自己紹介をすることになった。

もちろん病気のことは言うつもりはない。

生徒「ーーーーー！」

「ーーーーー！」

「ーーーーーーーーーー！」

「ーーーーー。」

プログラミングが好きなのか…

どんなものか分からないな…。

「ーーーーーーー！笑」

「ーー！」

この子は人とは関わりたくないみたいだ。

…彼の笑顔は、あまり好きではないな…

苦手な笑顔だ。

「ーーーーーーーーーーー」

「ーーー」

「ーーーー！」

「ーーーーーーーーー笑」

彼は喋るのが苦手みたいだ。

…でも頑張って喋っていて、偉いな…

「ーーー！」

…ぁ、次俺だ

今日は残り時間は自由らしい。

帰ってもいい、先輩に会いに行ってもいい

学校を探索してもいい、部活見学に行ってもいい

下校時間までは学校に居ていいみたいだ。

キラキラしてる。

楽しそう。

しにがみくんは少し、強引な所があるみたいだ。

しにがみくんが言うに、

その先輩は3人居るみたいで、

ぺいんと、トラゾー、クロノアというらしい。

とても優しいと、笑顔で話していた。

楽しそう。

…羨ましい

個性豊かな人たちだ。

…きっと、髪や目も、性格のように綺麗なんだろうな。

ずきっ？

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