ウユ
ウユ
ウユ
ウユ
ウユ
ウユ
生徒達
生徒達
テヒョン
俺の名前は キムテヒョン
高校の教師をしている
そして今日は高校の卒業式だ
生徒達
生徒達
生徒達
テヒョン
生徒達
テヒョン
生徒達には申し訳なく思うが 今日が学生最後の日だからこそ
言わないといけないことがある
テヒョン
命
テヒョン
テヒョン
テヒョン
憂鬱
テヒョン
生徒達
テヒョン
テヒョンが話しています
正直に告白すると、学生時代の 先生は毎日が憂鬱でした。
一年後 五年後 十年後 将来の自分がどうなるのか
先が全く見えなかったからです。
ところがある日突然
将来が見えました。
先生の恋人のジョングガが
ショッピングモールで起きた
テロ事件
に遭遇してしまったんです。
あの日の事は死んでも忘れないでしょう。
先生は事件の事を耳にして、 急いで現場に行きました。
ショッピングモールの窓は割れ
黒い煙が立ち込め
銃声が聞こえました。
その後、ジョングガの死体が見つかり、綺麗な姿で眠っていました。
その姿を見た瞬間 くっきりと見えて来たのです、
自分の将来に何が待ち受けているのか、
それは
死
でした。
せっかく生まれてきたのに
死にたくなんてありませんよね
しかし、人生のスタートが 誕生ならば
人生のゴールは 死なのです。
死に向かって自分達は 生きているのです。
これは仕方がない事で 先生も君達も
周りにいる人たちも
大切な人も
いつかは必ず死ぬのです。
いつかはきっと死ぬ。
でも今はまだ生きていて 泣いたり笑ったり出来る。
好きな事について友達と 話したり
恋をしたり…
どんな事でも自由にできます
そして先生はもう一つ あることに気が付きました。
それは 今自分が生きていても
自分にとって大切な人が すでにいなくなっていたら
例え自由でも ちっとも楽しくありません
でも、今から大切な人に会いに行けばどうでしょう。
きっと楽しくなることでしょう。
死はゴールであり 始まりなのです。
しかしその始まりには 終わりがなく
これからもずっと 大切な人といられるのです。
実はこの高校, 先生とジョングガが出会った場所なんです
だからどうしても ここから大切な人に会いに行きたくて。
と言うことで先生は 今から大切な人に会いに行きます。
これにて最後の授業を終わります。
待っててね ジョングガ。
今行くよ。
コメント
2件
゚+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚ 凄くいい作品ですね(๑•̀ω•́๑) ちなみに、私、100人目のフォロワーでしたーヾ(*´∀`*)ノ報告です
え、先生死んじまうのか!?