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まぁ、何も起こらなかったわけだけれど。

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まぁ、何も起こらなかったわけだけれど。

1 - まぁ、何も起こらなかったわけだけれど。

♥

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2020年02月22日

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生徒A

もう今年で卒業かー。

生徒B

ほんとあっという間だよねー

生徒B

Aちゃん高校どうするの?

生徒A

んー。成績悪いからなー笑

生徒C

お前ら真面目かよ!
修学旅行なんだし勉強忘れよーぜ!

生徒D

ほんとほんと!

生徒B

にしても田舎だねー

生徒C

一応城下町らしいぜ笑

生徒A

観光地ではあるけど田舎すぎ笑

生徒A

なんか面白いこと無いかなー

地元のおじいさん

おや、若者は元気だねぇ。

生徒D

こんにちはおじいさん。

生徒B

こんにちは!

地元のおじいさん

君たちはこの辺りの言い伝えを知っているかね?

生徒C

なんだ?面白そうだな!

生徒A

聞きたい!

地元のおじいさん

この先にあるトンネルはね、人が消えるんだよ。

地元のおじいさん

実際、誰が消えちまったかは分からないんだがねぇ。昔からそう言われているよ。

生徒D

へぇー

生徒D

おじいさんは、それを信じていますか?

地元のおじいさん

もちろんだよ。

地元のおじいさん

通ると必ず1人消えてしまう。遊び半分で行くものでは無いがね。

地元のおじいさん

話のネタになればと思ってな。なんて言ったってここらは田舎だからねぇ。

生徒A

そうなんですね!
ありがとうございます。

生徒B

ばいばいおじいさん!

地元のおじいさん

さようなら。楽しんでな。

生徒C

なんだーただの都市伝説じゃねーか

生徒D

田舎にはこういう言い伝えよくあるのかな

生徒A

でもちょっと行ってみたいかも。

生徒D

んね笑

生徒B

肝試しに部屋の子達誘って行ってみようよ!

生徒C

じゃー俺も!夜に玄関集合な!

夜にて。

生徒A

なんかちょっと緊張するねー

生徒C

こういうの超好き笑

生徒B

早くいこっ!

生徒D

みんな集まったー?

生徒A

うん!

生徒B

星が綺麗ねー✨

生徒D

ほんとだぁー

生徒C

あそこのトンネルじゃね?

生徒A

見えてきたね〜

みんなで手を繋いで互いを確認し合いながら、トンネルを出た。

生徒C

生徒C

誰も減ってないな。

生徒C

ま、そりゃそうか笑

生徒B

でもほっとしたー笑笑

生徒A

はー、変に神経使っちゃった。

生徒A

帰ろっ!

生徒C

だな笑

そして部屋に戻り、皆ハッとした。

生徒A

生徒A

どういうこと?

生徒B

生徒B

わからない

生徒A

Cくんに早く連絡しよ!
明らかにおかしいよ。

生徒C

通話終了

通話
05:00:00

生徒B

もしもし?

生徒C

なんだよ,今寝ようとしてたのに!

生徒B

それどころじゃないよ!

生徒C

は?

生徒C

焦りすぎ笑

生徒B

消えたんだよ!

生徒C

落ち着けって

生徒C

何が?

生徒B

わからない。誰かが消えたの。

生徒C

生徒C

いや,さっき全員いるのを確認しただろ。

生徒B

した。でも変なんだって。

生徒C

何?

生徒B

部屋にバックが置いてあるの。

生徒B

生徒B

誰のかわからないバックが私とAちゃんのバックの隣に並べて置いてあるの。

生徒C

生徒C

誰のかわからないのか?見覚えは?お前の部屋何人いるはずなんだよ

生徒B

Aと私の2人のはず。さっきAが先生に確認しにいったけどそうだって。

生徒C

じゃー誰かの忘れ物だろ笑笑

生徒B

生徒B

だよね

生徒A

Cくんなんだって?

生徒B

誰かの忘れ物じゃないかって言ってた。

生徒A

生徒A

そうだといいんだけどね。

生徒B

そう思おうよ!先生もわからないわけだし!

生徒A

だね!

生徒B

おやすみ〜

生徒A

うん!

だがAには気ががりなことがあった。自分たちに無関係だとは思えなかった

生徒A

このバックについてるキーホルダーさ,

生徒A

私とBがお揃いで買ったやつだよね

生徒A

3つのパーツを合わせるとハート型になるはず…

カチッ

生徒A

やっぱり…

その忘れ物のバックのキーホルダーと私とBちゃんのキーホルダーはぴったりとはまったのだった。

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