どこだ、ここ。
真っ暗だ。
ボク、何してたんだっけ。
思い出せない。
ボクは…
ボクは…
ハルト
え?
ハルト
遠くから、声が聞こえる。
ハルト
目が覚めた。
ハルトがボクを呼んでいたんだ。
渚
ルイ
あれ、ボク…
ハルト
ハルト
渚
何してたんだっけ…
ボク
思い出した。
ボクはあの時、
気絶する前…
━━死体を見たんだ。
1時間前
ハルト
ハルト
えっ…これ…
ボク
ハルト
ルイ
ルイ
ルイ
渚
渚の顔は青ざめていた。
えっ…
怖い…
怖い…
助け…
バタッ(倒れる音)
渚
ルイ
ルイ
ハルト
ハルト
ハルト
ルイ
ルイ
渚
ルイ
ルイ
渚
渚
渚
渚
ルイ
ルイ
現在
何であんな死体が…
というか…
ボク
ボク
渚
ハルト
ハルト
ルイ
ルイ
ルイ
ハルト
· · ·えーと。
結局、何で知ってたんだろう…。
でも、何か触れて欲しくなさそうだったし…
あの死体怖かったし…
· · ·無かったことにして、忘れてしまおう。
それが一番いい。
ハルト
ルイ
死にそう。
その言葉で、さっきの死体を思い出した。
うつ伏せで倒れていたあの死体。
もしかして、ここに来たばかりの頃に見つけた あのリュックは…
いや、もうそんな事は考えないんだった。
頭の中から消し去ろう。
ハルト
ハルト
ハルト
ボク
いいの…?
でも、ルイとハルト、警察とかに連絡とかしないかな…
ルイ
あ、信頼できてないことバレてる…。
ルイ
ルイ
渚
ハルト
ボク
ボクと渚は、ルイとハルトが 何も持っていないことを確認した。
渚
渚
ハルト
ハルト
ボク
ボク
渚
ルイ
ルイ
ルイに着いていくと、どんどん道がけわしくなっていく。
どうやら家は森の中にあるみたいだ。
それから10分くらい歩くと、凄く頑丈そうな小屋があった。
ここが…?
ハルト
渚
すごい…。
なんか、普通の家と同じ感じだ。
ルイ
ボク
渚
ハルト
ボク
ルイ
ルイが優しい笑顔で言う。
すごい…やっぱりかっこいい。
ハルト
ボク
ルイ
ルイ
渚
ルイとハルトが神様に見える。 ここでこれから暮らしていくんだ。
でも、今思えば…
━━この判断は間違っていたのかな。
コメント
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間違ってる?何で?え?本当に分かんない。けど面白い。