〇〇
イル
〇〇
イル
〇〇
イル
〇〇
イル
イル
〇〇
〇〇
イル
イル
〇〇
ユンギ
ジョングク
ジン
ジン
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジン
ジン
ユンギ
あいつ
〇〇
ボミ
〇〇
〇〇
絶対無理してる。
様子がおかしい。
〜小さなダンボ〜
〇〇
あーシュートが入んない。
なんだか体がダルいし、重い、、。
ボールを投げても投げてもボードに当たって外れる。
〇〇
イル
〇〇
〇〇
イル
〇〇
〇〇
〇〇
イル
イル
作り笑いしても流石にバレるよね。
〇〇
〇〇
イル
〇〇
〇〇
イル
イル
ぼーっと歩いてたら
〇〇
は。
なんでいつの間にか屋上いた。
いや危な。
そんな自殺しようなんてこれっぽっちもないからね?
私まだまだ生きていたいし!
〇〇
でも
足もようやく治ったってのに。
なんでこんなどんよりするんだろ、、。
ユンギ
〇〇
あーユンギ先輩か、、。
なんでだろう。
今日はあんまりびっくりしなかった。
〇〇
ユンギ
ユンギ
〇〇
ユンギ
ユンギ
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ユンギ
〇〇
すると
〇〇
〇〇
学校の前を通った人。
ユンギ
見覚えがある。
〇〇
ユンギ
私は慌てて屋上から出た。
やっぱりそうだ。
黒い帽子かぶってベージュのズボン。
マスクもしていかにも不審者って感じだけど。
〇〇
猫背で腕に私があげた黒い腕時計をしている。
ずっと下向いてポケットに手を突っ込んでいる。
この人自分の父親だ。
父
父
〇〇
〇〇
父
〇〇
父
父
父
〇〇
〇〇
父
父
父
〇〇
久々に会った父さんにそう言われるとなんだか嬉しい。
父
父
父
〇〇
父
〇〇
〇〇
〇〇
父
父
〇〇
こんなこと言っていいのかな?
〇〇
父
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
父
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
父
〇〇
〇〇
父
〇〇
〇〇
父
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
父
父
〇〇
父
〇〇
父さんは私の手を握って跪いた。
父
父
父
父
握った手にはクシャクシャの3万円が。
〇〇
父
〇〇
なんで、、
なんでそんなこと言うの。
父
〇〇
父
そう言って父さんは行ってしまった。
〇〇
この3枚の札からはひしひしと感じる。
悲しみと苦しみと辛さ。
父さんが頑張って貯めたお金のはずなのに。
〇〇
このお金は大事に使わせてもらう。
そして必ず強くなってやる。
兄ちゃんのため母さんのため。
そして父さんのためにも。
父さんと別れたあと、
〇〇
ドンッ
誰かと肩があたった。
〇〇
〇〇
チキ
運が悪すぎる。
よりによってこの人にぶつかるなんて。
チキ
チキ
チキ
チキ
チキ
チキ
チキ
名前もあだ名もバリバリ覚えているんだ。
うわぁ〜怖ぇ〜。
〇〇
チキ
チキ
〇〇
〇〇
あんたにやられたんですよ。えぇ。
チキ
チキ
チキ
〇〇
〇〇
〇〇
って言って部活に戻ろうとしたら、
チキ
手掴まれたんですよ。
いきなりだよ?怖いだろ。
〇〇
チキ
〇〇
チキ
〇〇
チキ
チキ
チキ
チキ
〇〇
チキ
チキ
私はそこまでびっくりしなかったよ。
動揺もしなかった。
だって私はユンギ先輩のこと好きではないから。
ただ憧れてるってだけだから。
チキ
勘違いにも程がある。
〇〇
〇〇
〇〇
チキ
チキ
チキ
チキ
チキ
〇〇
〇〇
絶対に。
〇〇
この2年の先輩はとてつもない威圧感を持っていて、空気が重い。
チキ
練習再開。
バンビ
エル
体育館に響き渡る掛け声。
〇〇
イル
〇〇
〇〇
ボミ
さっきよりもシュートが入るようになった。
手に力を込めて、
ボールがホームを描いて、
ボードにもあたらずゴールする。
スサヤ
〇〇
〇〇
2on2でも
〇〇
相手の動きをよく見て、
素早くゴールに向かって走ったり、
身長が低い分、腰を低くして相手の隙を狙って交わしていけば、
ピッ!
エル
〇〇
バンビ
今バスケすることが、
部活をすることが、
飛ぶことが、
〇〇
ピッ!
楽しい!!
〇〇
イル
イル
イル
イル
〇〇
エル
エル先輩がタオルを渡してくれた。
〇〇
エル
エル
〇〇
〇〇
〇〇
イル
イル
〇〇
〇〇
〇〇
って話していると、
エル
イル
エル先輩がぼーっと見ていたのは、
スサヤ
スサヤ
〇〇
トト
トト
トト先輩がスサヤ先生と話していた。
イル
イル
手には白い封筒が。
エル
トト
トト
トト
トト
トト
スサヤ
〇〇
トト
イル
トト先輩は深々と頭を下げて白い封筒をスサヤ先生に向けて渡した。
そこにバンビ先輩とボミ先輩が駆け寄って、
バンビ
バンビ
ボミ
トト
トト先輩は一礼して外に出て行ってしまった。
〇〇
隣にいたエル先輩は走って体育館から出た。
〇〇
エル
トト
エル
トト
トト
エル
エル
トト
トト
エル
エル
エル
エル
エル
トト
トト
エル
トト
トト
トト
トト
エル
トト
トト
トト
トト
エル
トト
トト
エル
エル
トト
トト
トト
エル
ピーーーーッ!
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
テヒョン
テヒョン
ジン
〇〇
「そのあだ名も」
「もう二度と呼ばないで。」
〇〇
トト先輩の発した言葉。
影でこっそり聞いてしまったんだ。
トト先輩は拳を強く握って、涙を堪えるかのようにそう話していた。
あの発言をした後、
エル先輩の背中がなんだか辛く感じた。
私はトト先輩とはあまり話してないし、
正直どんな先輩なのかもわからない。
バスケで何があったのかもわからない。
〇〇
ぼーっとしながらモップがけしていると、
ドンッ
〇〇
思いっきり壁にぶつかった。
それは先輩たちにも見られた。
テヒョン
バンビ
イル
〇〇
〇〇
ジョングク
ユンギ
なんだよあの2人。
ジミン
制服の姿で現れたジミン先輩。
着替えるの早いなぁ〜。
〇〇
ジミン
ジミン
〇〇
〇〇
〇〇
さすがジミン先輩。
優しいの代表ですよ。
遠慮しながらも託す。
帰りはバスケ部全員で賑やかに。
途中バンビ先輩とかナムジュン先輩とか道から外れて帰っていく。
イル
ジン
ユンギ
〇〇
ホソク
ジミン
気づけば私とジミン先輩とホソク先輩の3人だけになった。
ホソク
ジミン
ホソク
〇〇
ホソク
〇〇
ジミン
ジミン
〇〇
あれ言った方がいいのかな、、
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
〇〇
ジミン
ジミン
ジミン
〇〇
ジミン
ホソク
ホソク
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
ジミン
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
〇〇
〇〇
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
〇〇
ホソク
ホソク
〇〇
ホソク
〇〇
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
やっぱりすごい人なんだ。
〇〇
ホソク
ホソク
ホソク
〇〇
〇〇
ホソク
ジミン
〇〇
〇〇
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
〇〇
ジミン
〇〇
ホソク
ホソク
〇〇
消えた竜。
トト先輩が外したシュートだけでそんな名前が出てしまったんだ、、。
辛すぎる。
ジミン
ジミン
〇〇
ホソク
ホソク
ホソク
〇〇
ジミン
ジミン
〇〇
ホソク
ホソク
やっぱりトラウマなのかな?
いざボールを持ってゴールの前に立つと怖くなっちゃうのかな?
ゴールの前に立つのは確かに緊張してしまう。
私だってその気持ちはなんとなくわかる気がする。
でもトト先輩の場合は、、
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
〇〇
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
〇〇
〇〇
〇〇
ホソク
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ジミン
〇〇
〇〇
〇〇
ホソク
〇〇
〇〇
ジミン
ジミン
〇〇
トト先輩を1から全部知っているわけではない。
こんな綺麗事言ってなんだか自分らしくないと思うし。
でも自分の好きなことができないって、
大好きなものを奪われるって、
辛いよ。
苦しいよ。
〇〇
それは誰よりもわかることだから。
コメント
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読みながらめっちゃ感動しました😭 続き楽しみです!