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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

PCのキーボード音が部屋に響く。

心地よいリズムで何回も何回も

日紫

はーっ、終わった、

PCから目を離した女性はベランダへと出る。

カチッと火をつける音が鳴る。

日紫

はー、、

体内に取り込まれてから出ていく煙は白く濁っている。

日紫

( もう1本、 )

彼女はもう一本取り出し、火をつけようとライターを取り出した。

ガラララッ

勢いよく隣の扉が開く音がする。

日紫

( お隣さんかな ? )

隣のベランダから煙が漂ってくる。

日紫

( … 少し独特な匂い …… )

日紫

( Lark吸ってるのかな 。 )

カチッ カチカチッ

??

あれぇ、もうそんな使っとった ?

??

クッソー、まだ持つと思ってたんやけどなぁ

日紫

…… あの、

ライターのオイルがなくなった彼に話しかける彼女。

日紫

良かったらこのライター使います ?

??

え 、 いいんですか ?

日紫

はい、別におまけで貰ったので。

??

ありがとうございます !

カチッ

再び独特な煙草の煙が此方へ押し寄せる。

日紫

それでは 。

??

ま、待ってください !!

??

ら、ライター!

日紫

そのライターでしたら差し上げますよ。

日紫

大切にしてあげてください。

日紫

身体が冷えるのでまた。

??

え っ、あ、ありがとうございます !

彼女と彼の出会い方は不思議だった。

憧れのシガーキス .

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