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うぉぉぉぉぉおぉおぉおっ!!!!最高すぎる、、!!またまた神作品だぁぁぁぁあ!!!!
ある日のdiscord
俺はいつも通り1人でサーバーで作業をしていた
カタカタカタカタカタ
部屋の中には無機質な打鍵音だけが響き、イヤホンからは編集中の動画の音声が流れていた
いつもなら好きな曲をかけてノリノリで作業をしている所だが、今日はなんとなくそういう気分になれず、黙々と作業を進めていた
ニキ
ニキ
ニキ
疲れた目を強く閉じたまま、手探りでiQOSを探し当て、当たり前のように口に銜えた
ニキ
ニキ
紫煙をくゆらせながら、画面を見つめていると…
ピコンっ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
いきなり、大声で叫びながら入室してきたボビーに、俺は思わず口元が緩んだ
別に寂しかったとかではないが、こいつの声を聞くと少し安心するような気がした
少しだけ胸が高鳴っているのは、誰にも言えない秘密
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
俺は、作業していたデータを一旦保存して、軽くシャワーを浴びてビジュを整えた
ニキ
ワックスを揉みこみながら鏡をみて独り言をつぶやく
声をかけられることが増えたから…と周りには言って、最近は外に出る前には必ずシャワーを浴びていた
実際のところは、ボビーを意識するようになって、風呂に入らないまま会うのが急に恥ずかしくなった…というのが一番の理由だった
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
仕上げに、最近つかうようになった香水を少しだけつけて家を出た
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキとの通話を切ったあと、大急ぎで準備をしていた俺は、家中を動き回りながら最終チェックをして回っていた
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
俺は掃除機を持ったまま、空いてる手で顔を覆いながらしゃがみ込んだ
自分でも顔が熱いのが分かるから、きっと真っ赤になってるんだろう
しろせんせー
しろせんせー
顔をパタパタと手扇で扇ぎながら、そのままの体勢で前を向く
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
この前、discordで作業してる時、一人だと思って油断してたら、りぃちょがいつの間にか来ていて、独り言を聞かれてしまったということがあった
その日俺は、いつも通りお気に入りのプレイリストをガンガンにかけながら、作業をしていた
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
歌の歌詞に向かって、率直な感想を述べてため息を着く
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
ピンポーン
しろせんせー
しろせんせー
部屋を見渡して確認し、近くにあった鏡でサッと前髪を確認する
しろせんせー
しろせんせー
ガチャガチャっ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキが当たり前のように俺のPCの前に座って作業をする
その横顔が真剣そのもので、思わず見入ってしまった
カタカタカタカタカタ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
聞かれたことに答えて、やり方を一通り説明し終わった時、耳元でボビーの声が聞こえて、ビクッとした
全神経がそこに集まったかのような感覚に、一瞬息が止まった
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
恥ずかしさを隠すために、わざとらしく大仰な態度をとった
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
仲間としての言葉だとしても、反応してしまう自分が悲しい…
顔が赤い気がして、顔を逸らした
ボビーもなにかに気づいたのか、ハッとした顔をしてキッチンへと消えていった
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
ニキの驚いた顔を見て、自分の発言のヤバさに気づいて慌てて誤魔化した
誤魔化されてくれてればいいけれど…
俺は、赤くなった顔を両手で覆って少ししゃがんで、少しだけため息をついた
しろせんせー
しろせんせー
両手にペットボトルを持ってニキのいる場所へと戻った
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
ニキ
ニキ
さっきの「好き」の衝撃から抜けきれていなかった俺は、うっかりはしゃいだ表現をしてしまい焦った
ボビーは笑ってくれてるからいいけど、ここにりぃちょがいたらからかわれてる所だ
ピピピピピピ
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
ニキ
りぃちょ
ニキ
ニキ
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
ニキ
電話口で大声で叫ぶりぃちょに、俺は少し困ってボビーの方を見た
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
ニキ
ニキ
りぃちょ
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
りぃちょ
電話を切って、チラリとボビーの方を見ると、腕を組んで少し困った顔をして首を傾げているボビーがいた
しろせんせー
ニキ
そういって2人で顔を見合せて笑った
こいつといる時のこの空気感がほんとに好きだ
りぃちょ
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
ニキ
りぃちょのことを責めながらニキはスマホを見ている
ネオンとスマホの僅かな光に照らされているニキの顔が綺麗で、俺は指で四角を作りピントを合わせるようにして片目を閉じた
そこだけ切り抜かれて1枚の絵のようで魅入っていた
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
ニヤつきながらからかい口調で言われて、慌てて手を戻した
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
ニキ
ニキ
少し離れたところにいたニキが俺たちの方に来る
ニキに睨まれたりぃちょは小さく肩をすぼめておちゃらける
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
ニキ
ニキ
しろせんせー
俺とニキは、今にも走り出しそうなりぃちょの背中を追いながら、2人で目を見合せて笑った