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em
？！！
屋上の扉を開けると
？？
遅かったね、エミさん
そう言って振り返りフードを降ろす
em
なぜｯｯ、
em
ゾムくんがここにｯ？
zm
なんでだろーね、w
服装から監視室で見た人影がゾムくんであったことが分かる
ゾムくんだと分かんなかったのはいつもと服装が違うからか、
風で揺れる髪の間から見える瞳は
"あの時"と同じ瞳
em
(同じ瞳のはずなのに、、)
em
(なぜそんなに、)
em
(苦しそうなんですか、？)
zm
ごめんね、
zm
エミさん
苦しそうに笑うゾムくんを
私は見ることしか出来なかった
zm
俺、元々A国軍側の人間やねん
zm
本当は父さんの代で攻める予定だったんやけど
zm
こっちの任務で逝ったあと、俺が引き継ぐことになったんや
em
だからこっちの情報が漏れてたんですね、
zm
うん
zm
俺がここのスパイで裏切り者
em
(ゾムくんも)
em
(結局)
みんな
みんな
私から離れていく
em
なんでｯｯ、、(泣)
em
なんでなんですか、、ｯｯ(大声)
zm
、、！
em
またそうやってｯｯ
em
私から離れていくのはっ
em
私は、
em
また1人になるっ、
流れた涙を
もう止めることは出来ない
em
独りじゃないって、ここが居場所だって言ってくれたじゃないですかっ、！
zm
エミさんには俺以外にも沢山いるやろ
zm
もう俺が居なくなったところで1人にはならなi
em
その中にあなたがいなかったら意味がないっ
em
ずっと私は、ゾムくんに救われていた、
em
お願いやから、、
zm
大丈夫やって
em
ならなんでっ
em
なんでそんなに
em
苦しそうに笑うんですかｯｯ
zm
ｯｯ！
em
私はそんなに頼りないですか、？
zm
そんなことない
em
なら、
zm
俺はっ！
zm
裏切り者だっ
zm
裏切り者はしっかり駆除しろって言われとるやろ？
zm
ほら、
そういい手を広げるゾムくんは
涙目になりながら
zm
銃構えなきゃっ
zm
逃げちゃうよ、！
震える手で何とか銃を構えるが
em
出来るわけ、ないじゃないですか、、
そういい銃を下ろす
zm
、、
zm
だよな、、
zm
エミさんが打つわけないか、w
zm
やっぱり屋上にして正解やったわ
まるで私がこうすることを予想してたようで
ゾムくんは奥の柵へと歩いていく
em
(まさかｯｯ)
嫌な予感しかしない
私は止めに行こうとするが
zm
来たら打つよ、
そういいゾムくんは銃を私に向けた
em
っ、
em
そこから飛び降りるだなんてことはないでしょうね、
zm
どうだろうね
そういい柵をまたぐゾムくんは
銃を向けたまま
zm
ごめんね、
zm
エミさん
zm
ばいばい、
と言うと共に後ろに倒れていく
em
ゾムくｯｯ
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