輝夏寂々。〖完結〗

ショッピ君

今…、誰かに呼ばれた…、？

気のせいにしておくことにした。

どうせ何も分からない。

世間では明日ハロウィンだとか

騒がれてるんだろうな。

明日、水曜か…、

俺は大きく深呼吸をしてから

太陽に手をかざした。

そうしてみると、知らない光景が脳裏をよぎった。

そんなことは気にせず

俺は煙草を吸い始めた。

そこで感じた、何となくの寂しさ。

今なら言語化できるような気がする。

大切な何かが失われるような

壊されていくような、そんな感じの寂しさ

この予感があってる訳はない

何となく感じただけ。

別に、何も確証はないんだ。

なんやろな、このモヤモヤ感。

なんだろう、この景色

何処か見覚えがある

線路と踏切の外側に誰か……

誰だ…、あれ…っ、

シ＿＿＿

一昨日くらいから突然聞こえ始めた。

何かの歯車がはまったように

グルグルグルグルと、回り続けてる気がした。

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