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ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️バッドエンド⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
期限当日、12月18日。
朝からずっと、心臓の音がうるさかった。
みこちゃんは、突然言った。
「俺に着いてきて」
最後の願い事──その言い方がずっと胸に残っている。
寮を出て、細道を歩く。
みこちゃんはいつものマフラーを巻いて、いつもの歩幅より少しだけ遅い。
後ろからついて歩く俺の右手にはナイフ。
見えないように、背中の影に押し込んで。
ずっと、頭が痛い。
息の音すら反響するほど、耳の奥がざわついている。
その騒音の中に── ずっと昔の自分の声が、はっきり混ざり込んでいた。
『早く殺せ』
『今殺せ』
『今。今殺れ』
まるで、子どもの頃の俺自身が、容赦なく背中を押してくるみたいに。
その声は、復讐しか知らなかった頃の俺の声だ。
みこちゃんと過ごして、笑って、喧嘩して、少しずつ変わったはずなのに。
──でも、結局最後に優先したのは「任務」だった。
人は、そう簡単に変われない。
それを証明するみたいに、ナイフを握る手は冷たいまま震えていた。
みこと
歩きながら、みこちゃんが前だけを見て問いかけた。
すち
言った瞬間、自分がどれだけ必死か悟った。
みことが“枯れる日”。
そのことしか頭になかった。
すち
無理やり口角を上げた。
普段なら絶対にしない、引きつった笑い方だった。
みこと
一瞬、時間が止まった。
優しい声だった。
なのに、どこか胸を刺す。
すち
喉が勝手に震えた。
みこちゃんは歩きながら、ゆっくり振り向く。
みこと
みこと
いつもの笑顔。
けれど、その目の奥だけが、どうしても見慣れない色をしていた。
……俺、誕生日だなんて言ったことない。
ずっと忘れてた。
誰にも祝われたことなんてなかったし。
なのに──どうして?
道が開ける。
冬の空は真っ白で、夕日に染まった橙色が地面に溶けていく。
景色は綺麗だった。
でも、その景色よりも、前を歩くみこちゃんの背中ばかりが気になって仕方がなかった。
みこと
その声を聞いた瞬間、握っているナイフがきしんだ。
何かを悟ったような声だったから。
すち
みこちゃんの足が止まる。
俺も、少し距離を空けて立ち止まった。
みこと
マフラーに顔を埋めるようにして、みこちゃんが体をこちらに向ける。
オレンジの光がその横顔を照らし、影が深く揺れた。
すち
続きを促すと、みこちゃんは少しだけ申し訳なさそうに笑った。
みこと
胸がざわつく。
その言い方が、あまりにも静かすぎて。
みこと
みこと
その声は、やけに落ち着いていて。
だからこそ、心がざらついた。
すち
背中越しに問い返すと、みこちゃんは小さく頷いて言った。
みこと
みこと
みこと
呼吸が止まった。
視界がぐらつく。
すち
絞り出すように言う俺の声を遮って、みこちゃんは静かに言った。
みこと
みこと
みこと
すち
反射で声が出た。
でも、その次の言葉が胸を刺した。
みこと
みこと
“俺も、人殺し”
その言葉が落ちた瞬間、心臓がひどく痛んだ。
みこちゃんが抱えてきた罪と、俺が握っているナイフの重みが、同じ線上に繋がった気がした。
その事実が、どうしようもなく苦しかった。
すち
そう、聞く。
みこちゃんは、俺に体を再び向けて言った。
みこと
……………は?
音が、遅れて耳に届いた気がした。
言葉の意味が、頭に落ちる前に、思考だけが止まる。
息の仕方を忘れたみたいに、胸が上下しない。
視界の端が白くなって、世界が一歩引いていく。
すち
声は、ほとんど空気だった。
喉は確かに動いたのに、音にならない。
みこちゃんは、逸らさない。
冗談でも、言い逃れでもない目で、俺を見ている。
みこと
その一言で、胸の奥が強く締め付けられた。
みこと
みこと
頭の奥で、何かが軋む。
みこと
みこと
その先を、俺の記憶が勝手に補った。
強い雨。
交差点。
動かなくなった、両親。
みこと
みこと
みこちゃんは、それ以上言わなかった。
言わなくても、全部、繋がってしまったから。
みこと
みこと
心臓が、遅れて痛みを訴えてくる。
みこと
みこと
言葉が、胸に沈んでいく。
一つずつ、確実に。
みこと
みこと
すち
ようやく出た声は、ひどく掠れていた。
すち
みこちゃんは、少しだけ視線を落とした。
でも、否定する言葉が見つからない。
みこと
みこと
当たり前だ。
みこと
納得。
その言葉が、胸に引っかかる。
みこと
みこと
すち
声が震える。
すち
右手に意識が向く。
何かを握っている感覚だけが、やけに重い。
すち
言葉にならず、消えた。
みこちゃんは、静かに息を吸って、顔を上げる。
みこと
みこと
その声は、驚くほど落ち着いていた。
みこと
みこと
夕焼けの中で、みこちゃんはまっすぐ立っている。
覚悟を決めた人の、姿だった。
みこと
その言葉が、胸の奥に深く落ちる。
復讐の相手は、俺が隣で笑ってきた人間だった。
時間は、止まらない。
期限は、確実に近づいている。
それでも──
俺の中で、“任務”と“感情”が、初めて同じ場所でぶつかっていた。
ぬしぬし
ぬしぬし
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ぬしぬし
コメント
15件
めちゃ展開してるッ😭😭 ここからどうなるかめちゃ楽しみにしてま!❣️
思った以上に1話から繋がってて驚きです…これもう小説家になれるレベルですよ?!本当に素敵すぎて✨ どっちがタヒぬのか分からない、、想像がつきそうでつかないギリギリを攻めるの上手すぎですって!!続き楽しみです〜
ここでもう一話焦らすのかぁ!もう想像のバッドエンド超えてます。やっぱすべて知ってたんやねぇ、これまでの伏線もっかい見返そっかな!