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莉桜
昼休み。
友達がいないから一人でご飯を食べる。
_厭。今日は二人だろうか。
藍
莉桜
莉桜
藍
莉桜
藍
莉桜
莉桜
藍
忘れた、…というよりかは捨てられたに近い。
神凪さんに関わったらだめだったんだ。
_なんて。そんな屑みたいなこと考えない。
好きな人にそんなことを考えているなんて知られたら引かれるに決まっている。
私は可笑しい。
殴られて。蹴られて。暴言吐かれて。暴力振るわれる貴方が。
一番大好き。
見ているだけじゃ物足りなくもなってきてしまった。
手を出すのなんて非道だと知っている。
だから自分にやって気分を紛らわせる。
藍
莉桜
莉桜が考えてること。分かる。
僕には分かる。
僕を痛めつけたいんだ。
そんな汚い。酷い。醜い莉桜が大好き。
自分の欲望に忠実になればいいのに。
神凪さんが私の手を掴んできた。
何をされるのか分からない。何かしてしまったのだろうか。
藍
莉桜
藍
頬を赤らめながら淡々と言葉を謂う彼女に戸惑いを隠せなかった。
藍
藍
莉桜
私は。
彼女に手を出してしまった。
_____
3か月前の日記にはそう書かれている。
今では藍は私のだ。
折檻で飼い慣らした可愛くて醜い私の所有物。
また一つ。音が響く。
藍に手を出したんだ。
藍は血を垂々と垂らしながら笑っている。
藍は私のだから。何をしてもいい。
喩え。心中でも。