最後の告白

｢ 最後の告白 ｣

こいつは赤 高校1年生

俺のことが好きらしく こうして毎日絡みにくる

これが俺達にとって日常茶飯事

ｸﾞｲｯ

俺が想像してたよりもはるか倍に 笑顔そう答えた

こいつは俺のことが すきなんじゃないのかよ、

なんでお前が応援してんだよ、

ほんとにこいつは 何を考えてるのだろうか

この時呟いた赤の表情は 今までに無いほど真剣で どこか切なそうな顔をしていた

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…

俺は赤からのお願いは聞かず 青と何時間もゲームをし過ごし

気づけば辺りも暗くなり 夜の光も灯っていた

俺はお見送りのため 玄関に着いていった

と同時に玄関のドアを開けると

雪が降っていた

そう言いながらも心のどこか ほっとけない自分がいて

俺は傘を持ち走り出した

公園に来てもやはり 人の気配はない

さすがに帰ったんだと そう思った時だった

制服のままで手を頬をあてながら 下を向いて立っている赤がいた

ずっと待っていたせいか、 鼻は少し赤くなり 体が震えていた

忙しくなんかなかった

俺は罪悪感に浸るばかりだった

今までは何も無かったのに 何故か胸が熱くなっていた

その言葉と同時に俺は 赤に背中を押された

ﾄﾝｯ

この赤の言った保証の意味は 俺には理解出来なかった

赤と別れた後に 黄の家へ向かった

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…

ｶﾞﾁｬｯ

予想外の答えだった

俺はここで初めて 赤の保証しますの意味を理解した

好きな人と付き合えた

こんなこと言っていても 嬉しさが無いのは 何故だろうか_______.

♡~1000