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み な 。
竜 。
み な 。
竜 。
静かな部屋で一言。
私は呟いた。
そんな言葉に貴方はなにも反応してくれなかった。
急な言葉に声が出なかったのか。それとも…
“どうでも良かったのか”
竜 。
…やっと口を開いたかと思うと理由を聞いてきた。
み な 。
竜 。
み な 。
竜 。
涙を堪えて必死に喋る。
竜 。
ごめん なんていらない。
ただ本当にカップルなのかが分からなくなってきて、
ただの都合のいい関係なんじゃないかって思って、
好きかどうか分からなくなっちゃって。
2人きりで居る時、貴方はスマホばかり見てたよね。
沈黙が続いてさ…、
これに耐えられなくなって
つい
『別れよ』って
言った。
竜 。
竜 。
そう言ってそっぽを向いてしまった。
み な 。
小さな声で返事をして
もう来ることは無い…と少し寂しいと思いながら
この家を出た。
別れてから数日後
私は
み な 。
竜 。
竜 。
パチッ( 目が合う
み な 。
竜 。
< 竜?どうかしたのかっ?
竜 。
< なんか竜っぽくねぇなw
竜 。
もう興味ないはずなのに…
なんでなんだろう
…ずっと貴方のことを見ちゃうのは。
み な 。
勝手に泣いちゃってさ。
ほんと
ばかだな。