......どうしよう、
此奴、案外力強いんだけど。
mz.
(......これじゃ、逃げられないじゃん)
.....そう思いながら
けちゃに無理矢理連れて来られたのは、
人があまり来ない三階のトイレだった。
kty.
......うん、誰もいないね
kty.
...はぁ~い、じゃあまぜち
kty.
そこに手ついて?
辺りを見回して他に誰もいないのを確認し、
ゆっくりと個室の鍵を閉めると、
彼は俺に向かって 「 便器に手をつけろ 」 と命じる。
mz.
.........は?
mz.
...ぇ、何で......
そんな巫山戯た言葉に何故と返すと、
彼は、「 何言ってるの? 」 と小さく笑った。
kty.
え?何でって......
kty.
そんなの ヤる為 に決まってるじゃん
mz.
......ぇ
mz.
ぇ、...はッ......ッ!?
そんな彼の清々しい程の発言に、
俺はただ絶句するしかなかった。
......そんな俺を見て、彼は堪えきれなくなったように笑う。
kty.
......え
kty.
まさか、意味分かってなかったの?w
kty.
トイレの個室に二人きりなんだよ?
kty.
そんなの “ 目的 ” は一つしかないじゃん
そう言って、彼は
「 まぜちって案外初心なんだね。 」と俺を嘲った。
mz.
(ッ......此奴ッ......)
kty.
あ、因みにこれ冗談じゃないからね
kty.
......だから、逃げようだなんて思わないでよ?
mz.
ッ......お前、
mz.
別にこういうことするのは
此処じゃなくてもいいだろッ...!?
mz.
別に、帰ってからでも.....、
そう反論しようとすると、
彼は黙れとでも言うように俺の腕を強く掴んだ。
kty.
.....いちいちうるさいなぁ、もう
kty.
......てかさ、これまぜちの所為なんだって分かってる?
mz.
......は?
kty.
...え、だってさぁ
kty.
泣きそうなまぜち見たら、誰だって興奮するじゃん
kty.
あんな涙目で見つめてくるし......
kty.
それって犯せって言ってるようなものだよ?
mz.
(......は?)
mz.
ッ......は......ッ?
何言ってんだよッ
mz.
あれはお前が俺の尻を触ったからだろ!?
mz.
あと、写真で脅して来るからッ!
mz.
それが、全部俺の所為だって言うのかッ...?(涙目
mz.
(......何でそんな理不尽な理由で
こんなことされなきゃいけないんだよ.....ッ)
kty.
.........
kty.
............♡(ゾクッ
kty.
......そう、その顔だよ
kty.
僕が見たいのは、まぜちのその " 敗北に満ちた顔 " だ
mz.
.........は......?
何を呟いたかと思えば、彼は突然
俺をがっちりと掴んだまま、便器へと乱雑に押し倒した。
mz.
......ぇ..........ッ
mz.
なッ...
そして、彼は俺が逃げ出せないよう、覆い被さる様に座る。
mz.
ッおい、けちゃ
お前なにすッ......!
kty.
((手で口を抑える
kty.
......しー
kty.
あんま大きい声出しちゃ駄目だよ
kty.
響いたら流石に誰かの耳に届くかも
mz.
ッは、ぁ?
mz.
そんなの俺にはッ......
......俺にとっては、好都合...... なのか...?
kty.
......んー?なぁに?
kty.
.......もしかして、
kty.
まぜちは皆に自分の喘ぎ声を聞いて欲しい “ 淫乱 ” さんなの?
mz.
ッ......!
mz.
なッ.....誰が淫乱だよッ....!
kty.
......ふふ、
kty.
耳まで真っ赤にしちゃって、かーわいいッ♡
kty.
......でもさぁ、まぜちは本当に淫乱だと思うよ?
kty.
だって 「 やめないで 」 ってよく言うもん。
kty.
腰浮かせて喘いでさぁ、泣きながらもっと突いてってお願いしてくるし、
kty.
おまけに自分から腰振っちゃって....
mz.
ッ....~~~ッ!...///
mz.
.......わかったッ....
mz.
ッ分かったから......ッ...
mz.
ッ....も、やめてくれッ....///(涙
......けちゃの言葉を聞き、
段々と耐えられなくなった俺は
無意識のうちに、懇願するように彼の服の裾を掴んだ。
kty.
........、
kty.
......~~~ッ...♡
kty.
(......あーぁ、可哀想に。僕なんかに泣かされちゃって。)
kty.
(...ふふ、でもこの調子じゃ、もう僕には逆らえないね。)
kty.
(本当はもっといじめたかったんだけど、)
kty.
......まぁ、いいか。
kty.
まぜちが珍しく素直に認めてくれたしね。(ボソッ
mz.
.......けちゃ ?
どう、したんだよ
kty.
ん?
......んー、
kty.
...((ニヤ
kty.
....ふふ、
ううん、何でもない。
mz.
........?
kty.
.......うん。...まぁ、とりあえずシよっか。
kty.
(まぜちのこんなへこたれてる姿、
今は僕しか見られないんだもん。)
kty.
......ふふ、
kty.
今日も一杯甘い声で喘いでね。
kty.
まーぜち♡