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私は何ヶ月かしてベットから少し歩くことができるようになった。
しかし歩くのはまだ困難。
でも…死ねるなら…
楓花
看護師さん
楓花
私は看護師さんにトイレと誤魔化して屋上に向かう。
ほとんどの看護師さんが私の事を知ってるので、見つからないようにエレベーターに乗る。
私は5階で降りて階段に向かう。
屋上までは階段しかない。これも自殺防止の1つなんだろう。
楓花
胸が痛い。息苦しい。
目の前に見えるドア。
楓花
なんだか清々しい気持ちになる。
今から死ねる。
私は柵の方へと足を運ぶ。
楓花
心を整える。
看護師さん
看護師さんだ。早く飛び降りないと。
私は柵をまたぎ飛び降りようとする。がっ……
隼人
手を掴まれる。
隼人
私の意識はそこで途切れた。
隼人
?
私は足元を見る。
男の子が眠っている。
寝言か…w
私はもう一度眠りに着いた。
朝。
看護師さん
看護師さん
楓花
朝、看護師さんに軽く怒られた。
あの男の子がいる前で。
私はもう一度、酸素マスクのはめになった。
自分のせいだけど…
楓花
私は口を開き男の子の名前をたずねる。
隼人
私を引き取ってくれる家の子…?
隼人
初対面で楓花呼び?
いや…あった事……あるの?
楓花
隼人
やっぱって、私の事知ってるの?
もしかしてばぁばが言ってた男の子ってこの子のこと?
隼人
楓花
隼人
隼人
やっぱ家の子か…
隼人
楓花
この日が、私と君が出会った日。
君は毎日のように病院に来てくれた。
起き上がれるようになると私は、リハビリと共に高校受験勉強も始めた。
その時も君は私を手伝ってくれた
私の生きる力になってくれた。
まだ家族の事は忘れられない。
でも……
君のおかげで少し立ち直れた。
隼人
楓花
隼人
入籍…
次回は楓花が退院!!そして倉山一家へ…
❤35個!!
よろしくお願いいたします (*´︶`*)♥️