テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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煙と逆に、下を向く。

第5話 - 4話

542

2023年08月02日

#wrwrd！

#軍パロ

#病み

あんこ (* 'ᵕ' )

※ダクトの中です

…っと

ダクトの中を通るのは慣れてんだけどな…

なんかここ曲がり角多い…

それに息苦しいな…っ

あ、ここから光が差し込んどる…

よい、しょ

開けて下を除く。そうすると、注射やらなんやらが沢山。

なんやこれ…なんかの実験か…？

っ！

監視カメラの映像だと思われるものがでかいモニターに映されている。

その映像を見てみると見慣れた姿が。

あれは間違いなくショッピくんや。

ぁ…

誰かがショッピくんに近づいとる…っ、

誰やあいつ。ショッピくん、顔は嫌がってるけど反抗はしてない。

なぜ反抗しない…？

今まで反抗したけどその分罰があるとか…？

てかあいつ、注射2本持っとる。

もしかしてそれ、ショッピくんに打つん？

注射器の中の液体、奇抜な色しとるけど、やばいんやない？

あ…っ、打たれる…

「あ゛…っ、」

無理…むりむりむりむり

ショッピくんが辛そう…っ、痛そう…苦しんでるよ

やめ…ｯ!

やば…思わず声出しちゃった

監視係

なぁ、なんか今声しなかった？

監視係2

んなわけねぇだろw

監視係

それもそうか…

監視係

…おい

監視係2

んぁ？

監視係

~~~。

監視係2

~~~~~、~~。

なんかコソコソ話しとる

監視係

おい、居るんだろ。そこに。

2人中1人が俺の方を指さす

…っ、

相手は2人。武器を所持。

いけるか…

そうやで。

監視係

おいおい、w

監視係

お前wrwrd！軍の脅威さんじゃねぇかよ

俺を知っとんのか

監視係

当たり前だろ。超重要人物なんで

じゃあ大人しくやられてくれや。

監視係

それは無理かなぁ。

監視係

そもそもお前、この紫の奴が目当てなんだろ？

そうやけど

監視係

こいつ、失敗作なんだよねぇ。俺からしたらあげてもいいんだけど

は…？"失敗作"…？

何を言ってるんだこいつ。

監視係

奴の過去知ってんのか？

知らんけど。

監視係

へぇ、過去も知らずに仲間だと言い張るのか

監視係

すごい楽しそうなお遊びだなぁ？w

お遊びなんかでこんな危険なとこに乗り込むかよ馬鹿野郎が。

監視係

っ、ꐦ

あら、怒っちゃいました？w

…さっきから2人目が居ない。

こいつと話しててあまり気にしてなかったが…後ろに居るな。

監視係2

…ふっ、w

監視係2

馬鹿はどっちだよ!!

武器を振りかざす音。それとともに、グシャッ、と身が抉られたような音がした。

syp

…

心ここに在らず。

俺はずっと上の空だった。

だけど、いつも通り来るアイツが扉を開ける音で現実に帰された。

やぁやぁ。

syp

また…きょうも…？

そうやで。今日は2本な。

syp

に、ほん

いやだ…いっぽんでもいたいのに

にほん…

お、反抗しないんか

syp

はんこうしたら、もっといたくなるでしょ？

おぉ、やった事ないのによく知ってんな。

お前ほんとに物分りはいいんだなぁ。

syp

ん…うつならうって

りょー

ﾌﾟｽｯ

syp

あ゛…っ、

ん、あと1本な。

syp

ん…

ﾌﾟｽｯ

はい、終わり。

syp

ん…

…なぁ、ショッピ。

syp

ぁ…なまえ…

言ったろ？お前のことはなんでも知ってる。な？

syp

そっ、か

俺…ほんとはお前を逃がしたいんや。

syp

へ…？

頭が回ってないからだろうか、？彼の言う事はとても可笑しく感じる。

いや、頭が回っていてもこれは意味がわからない。

…ほら、この足枷、取ってやるから。

隙を見て逃げ出せ。扉の鍵は開けとくから。

syp

え…、？なんでこんなに…

しーっ、

syp

！

ここは常に監視カメラで監視されてるんだ。

ほらあれ。今は俺の体でショッピは見えていない。

だからこのやり取りも見えていない。

わかったか、？

syp

ん、なんとなく

だからお前は、あたかも足枷で繋がってます。というフリをするの。

それで隙を見て…分かった？

syp

うん…なぁ、あんさん誰なん？

…俺？

syp

うん

俺は…、普通にここの軍で働いてる下っ端だよ。

syp

下っ端が注射して監視するっていう重要な役割を務めるわけないやろ、

あぁ、やっと頭が回ってきた。

…俺は総統の秘書みたいなもんや。

syp

は…？

syp

そんな凄い人が俺を逃がして…っ？

秘書

もうここの軍、国、総統には飽き飽きなんだよ。

秘書

"狂ってる"

syp

狂ってる…

秘書

a国は完全におかしい。

秘書

他の国の者をかっさらっては実験。

秘書

実験に成功したものはすぐ自分のモノに。

秘書

俺は実験に成功した内の1人。

秘書

ショッピ、お前は失敗したんや。

syp

失敗…。

秘書

だからこれから殺されるかもしれないし、総統の機嫌が良ければ逃がされる。

syp

なんやそれ…っ、

秘書

もうこれ以上、犠牲は出したくない。

秘書

ショッピで終わりにしたい。

秘書

その終止符を打つためには、あんたらの力が必要なんだ。

syp

俺が…そんな重要な役割を…っ？

秘書

あぁ。俺はきっと、総統に悪事がバレて殺される。

秘書

だから、君に託したいんだ。

syp

むりやろ…っ、そんな…

syp

しっぱいしたら…??

秘書

…分からない。

秘書

でも確実に。wrwrd！軍は無くなるかもね…っ。

syp

そんな…っ、

グルッペンさんも、トントンさんも、ゾムさんも、エミさんも、

シャオさんも、チーノも、部長も…っ、

皆…、俺のせいで居なくなるん？

syp

むりや…っ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

秘書

あーぁ、泣かんで？

秘書

君さえよければの話だからね、無理だったら断ってくれ。

syp

おれに…、できるんかな？

秘書

あぁ、きっとできる。

秘書

いや、絶対。

syp

…っ、

荷が重すぎる…っ、

どう賭けたらいいんや…っ！

誰でもいいから助けて…っ、

煙と逆に、下を向く。

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542

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これは……ペロッいいモブの味だ……(？)

辛い判断だなぁ…頑張れ…私は応援してるy((秘書いい人…！体調気を付けてゆっくり作ってくださいね！応援してます！

あんこ (* 'ᵕ' )

プロフィール

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