秘書
syp
秘書
秘書
syp
syp
秘書
秘書
syp
この人なら…言っても、いいのかな
…
syp
秘書
幼少期
俺は物心ついた時から虐待をされてました。
母
パシンッ!!
syp
ねぇ、なんでそんな事言うの
おれは…いらない子なの…?
母
母
なんで…理不尽だよ
父
母
父
母
父
母
syp
なんで…俺を産んだの?
おれは、必要ないのに…
なんで…
お父さんに…あいたいな
俺の父は、軍人でした。
戦争に自ら出向いて。
その功績は総統からのお墨付き。
だけどある日、大きな国との戦争に…
敗れた。
父は帰らぬ人となったんだ。
母は、狂ってしまった。
父の事を愛していたはずなのに。
理不尽に怒って、そのストレスを俺にぶつける。
ねぇ…おれ、いい子にするから。
父が亡くなる何年か前。
俺の国には定期的に祭りというものがあった。
俺は、金魚すくいをして1匹捕ったのだ。
その時、母は言った。
母
父
syp
syp
母
syp
母
母
母
母
syp
syp
母
この時の母は、金魚について言ってくれたんでしょうね。
けれど、狂った後の母は、俺について言ったんだと思うんです。
父を亡くしてから、母は最初、俺に無茶言うだけだったんです。
やったこともないのに、「料理を作って。」だったり。
それで出来なかったら、少しずつ、暴力を振るって…
俺は1人じゃ何も出来なかった。
だから母は、少しずつ最悪な環境に慣らしてって…
俺を1人でも泳げるように、いや、 1人でも生活できるようにしたんだろうと思っている。
数年後
母
syp
母
syp
この時、正直嬉しさがあった。
やっと地獄から逃げ出せるのか、と。
けれどそれはぬか喜びにすぎなかった。
オークション。
司会
syp
ボロボロの服を着て、鉄でできた重い首輪と手錠をつけて…
司会
俺は周りから見たら顔は整っているらしい。
その上、珍しい紫色の目だった。
だから俺は、高額で買い取られたんだ。
a国の総統に。
総統
司会
司会
司会
syp
そんな価値、俺にあるのかな。
買い取られてから、お城に連れてかれた。
お城についてすぐ、俺は命令されたんだ。
総統
syp
それからは、前より残酷な生活だった。
奴隷扱いだ。
そしてある時は…
syp
研究員
総統
研究員
総統
研究員
研究員
総統
研究員
総統
syp
研究員
syp
研究員が注射器を手に取ったところで意識を手放した。
部屋も病室みたい。
俺はほんとに人間なのかな。と何回も思う程の酷い扱いだった。
そして俺は、実験に失敗した。 "失敗作"だ。
それのせいで、もっと酷くなった。
総統
syp
総統
とまぁ、こんな感じかな。
秘書
秘書
syp
syp
秘書
そう言って彼は、俺の頬を優しく触り、涙を拭った。
syp
秘書
秘書
そう言って彼は指を指す。
syp
彼が指した指の方を見てみると、よく見慣れた緑色と水色の姿があった。
コメント
6件
秘書ぉ…😭いい奴やん!過去にそんな事が…続き楽しみにしてますね!!
こいつ……いいやつだな! これでrb(青鬼)だったらすごいけど……