皇后は皇帝が好き

私はローズア･グロッチェア。 グロッチェア家の一人娘。 私【達】は攻略結婚をさせられた。 皇帝は嬉しそうではないようだけど、私はとても嬉しい。 小さい頃から皇帝に好感を持っていたし、人生がとても楽しく感じた

幸せは続かなかった。

だけど

ちょうど一週間前の話をするわ。

パーティー当日

パトキャロス家のロエアという人物が大声で言ったため、辺りがざわつき始めた。

コンコン

コンコン

血が出るほどに手と唇を締めた。

手と唇より、なにより胸が苦しくて痛かった。 もちろん、泣きそうになった。でも皇后として泣くのは我慢した。

ってわけ。

でも、私は諦めない。 可愛くなって見返してやる…！