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コツ…コツ……
無機質な音が一定の間隔で響き渡っているのが聞こえる
その音はどんどん大きくなっていき、俺のすぐ近くで止まった
???
???
俺の名前を呼ぶそいつは、白いウサギの仮面を被っており、目は本物のうさぎのように赤く光っていた
イチノセ
口元だけがあらわになっているそいつは、まるでロボットのように口を開いた
???
???
イチノセ
???
イチノセ
イチノセ
???
イチノセ
???
イチノセ
???
目元が仮面で覆われているため、そいつの表情を見ることはできなかった
こいつとはまともに話ができないと思い、俺は辺りを見渡す
ここには窓がない。 あるのは一面に広がるコンクリートの壁だけだった。 唯一の光と言える天井からぶら下がる照明は、不気味にウサギの赤い目を照らしていた
イチノセ
思い出そうとしても、記憶の底から出てくるものは何もなかった
ジジ…ジジ……
突然砂嵐のような音が聞こえる
音のする方へ目を向けると、そこにはうさぎのシルエットが映し出されたモニターがあった
???
モニターからボイスチェンジャーで変えたと思われる声がする
次の瞬間、モニターに奴と同じウサギの仮面をつけた男が映し出された
イチノセ
そいつは、半分が白く、もう半分が黒い仮面をつけていた
???
《パンドラー》
イチノセ
《パンドラー》
《パンドラー》
《パンドラー》
《パンドラー》
イチノセ
《パンドラー》
《パンドラー》
イチノセ
《パンドラー》
イチノセ
イチノセ
《パンドラー》
イチノセ
《パンドラー》
イチノセ
《パンドラー》
イチノセ
《パンドラー》
《パンドラー》
???
ビリビリビリビリ……
その瞬間、俺の体に激しい電流が走った
イチノセ
ドサッ…………
《パンドラー》
《パンドラー》
《パンドラー》
???