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涼太
俺は、仕事に行く前に必ず、仏壇にいる 優しい笑顔の弟に挨拶をする。
あれは、俺が20歳。 蒼太が10歳、航太が3歳
まあまあ最近の事。
俺と弟二人で公園に行ってた。
俺は、ベンチに座り、
弟二人で遊んでた。
でも航太が急に道路に飛び出した。
多分蒼太はとっさの判断で
航太を車にひかれないように思いっきり押した。
でも蒼太は間に合わず、
勢いよく車に飛ばされた。
俺は、急いで救急車を呼んだが
そのまま帰らぬ人となった。
航太は何が起きたのか分からず、
ただ大泣きしていた。
俺は、何も出来ずに後悔していた。
でも、優しい蒼太のおかげで航太は無傷だった
蒼太が命と引き換えに助けてくれた航太を
俺も、守ろうと誓った。
親はもう亡くなっちゃった。
俺が親代わりなんだからね。
あれから8年
航太は12歳になり、小学六年生になった。
航太も毎日、
あの時はありがとう!
って言ってる。
蒼太にもきっと届いてる。
これからも優しい笑顔で見守っていてね。
END