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元の曲が解らねぇ…一見完璧な人っているけど実は完璧じゃないって事は良くあるよね…
上司
竹内
竹内
上司
上司
竹内
上司
竹内
俺は慣れた手つきで準備を進める先輩を、邪魔にならない程度に手伝った。
餌の付け方、竿の投げ方、魚の引き上げ方...
その他諸々、全て教えてもらった。
釣り糸を慎重に川面に垂らす。
川沿いの土手に2つ、キャンピングチェアを広げ、腰をかける。
上司
竹内
竹内
上司
竹内
竹内
上司
竹内
上司
竹内
上司
竹内
顔の横を冷たい風が通っていき、思わず身震いする。
聞こえるのは草がさわさわと騒ぐ音と、ちょろちょろと流れる川の音だけだった。
上司
竹内
竹内
上司
竹内
上司
竹内
竹内
竹内
上司
上司
竹内
上司
竹内
竹内
上司
上司
竹内
竹内
竹内
上司
上司
上司
上司
竹内
竹内
上司
上司
竹内
上司
上司
上司
竹内
竹内
上司
俺は彼女の話をした。
最近、遊びに誘っても返事がなかなか返ってこないこと。
来週で付き合ってから4年になること。
...
俺は今まで、人に対して必要最低限のことしか話してこなかった。
自分の悩みなんてさらさら人に話すつもりはなかったが...
不思議と、この”夜釣り“の雰囲気の中では...
すっと言葉が出てきた。
先輩は真剣な面持ちでそれを聞いていた。
竹内
そう考えてると、先輩が川から視線を逸らさないまま、口を開く。
上司
竹内
上司
上司
竹内
上司
上司
竹内
竹内
上司
竹内
上司
上司
竹内
先輩が同じ人間であり、相応の悩みもあるだろうと思ってはいたが
いざ、それが事実であったことを知ると...
竹内
上司
竹内
上司
竹内
竹内
突然、釣竿がうなり、しなり始める。
まるで俺のことを忘れるなとでも言うように。
上司
竹内
上司
竹内
上司
先輩は自分の釣竿を椅子に放り、こちらへ駆け寄る。
俺は焦りながらも、その重い引きに何か手応えを感じていた。
大きいのが釣れる!とか、そういう手応えとは少し違う...
何か、特別なもの。
それを手放すまいとひたすらリールを巻いていた...