テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

探偵と囚われの御曹司

第6話 - episode . 5

271

2024年06月27日

#SixTONES

#BL

#京本大我

#松村北斗

ぱいなつぷる。

歩く事､数十分。道がひらけ、目の前にとても大きな城が現れた

Hokuto

、もしかして、

Shintaro

そう。
ここが、「暗闇の街」の城。

Yugo

スゲェっ、
こんなでかいとこが、、

Jesse

よし！じゃあ早速助けに行こう！

Shintaro

ちょっと待って、！！

Jesse

？

Hokuto

ジェシー、
会った時の慎太郎の話聞いてた？
ここは警備が硬いって、言ってたじゃん。

Jesse

え？そうだっけ、？

Shintaro

北斗の言う通り。
正門から入ったらそれはもう、ただじゃ済まないだろうね。

Yugo

じゃぁっ、どうやって、？！

Shintaro

大丈夫。
城の一部の関係者しか知らない裏道がある、
そこを通って、行こう､

Hokuto

バレない保証は、？

Shintaro

、、0%ではない、
もしかしたら、見つかる可能性もある、

Jesse

え、バレたら、、どうなるの、？！

Shintaro

、それは俺にも分からない、
けど、、

Hokuto

けど、？

Shintaro

俺､一回だけ見たことあるんだ。
この街に住んでない奴が、見つかった時、、ッ
拷問を受けて、、その後、

Shintaro

処刑、された

Yugo

は、、？

Jesse

ちょ、ちょっと待って、
今なんて、

Shintaro

だからッ、
処刑されたんだよっ！！

Hokuto

嘘、だろ、？

俺は慎太郎の言葉で城へ向かっていた足を止めてしまった

Yugo

、やだよっ、
俺、！まだ死にたくないっ！

Jesse

こーちっ！大丈夫ッ、､大丈夫だって、、っ

Shintaro

、、っ、
俺だって、俺だって怖いよっ、

Hokuto

、しんたろ、っ

Shintaro

いつバレてもおかしくないのに、
目の前でそんなの見させられたら、っ
怖くて、ッ、仕方がないよっ、、

Jesse

、北斗、、
どうするの、
これでも行くつもりっ？！

Hokuto

、っ、

Yugo

俺は、行きたくないっ、

Shintaro

っ、ごめんなさい、
俺も、ッ
耐えれないっ、、！

Jesse

北斗、やめよう。
大人しく帰ろ、？

Hokuto

、、
お前らが行かなくても、、
俺は行く。

Jesse

ッ、北斗！！

Hokuto

俺は！！！！
探偵だ、
依頼を受けたからには、
絶対に、成し遂げて見せる。
例え、危険を伴ったって、

Jesse

、、

Hokuto

ここから去るんだったら、
好きにしたらいい、。
その代わり、俺は行くからな

Jesse

、っ勝手にしてよ、
俺は知らない人の為に命なんて賭けたくない。

そう言って俺は城の方に、ジェシー達は来た道を逆戻りしていった、

俯きながら歩いているといつの間にか城の入り口に着いていた、後ろを振り向いてもジェシー達はいない、

Hokuto

っ、！くそっ、！
俺だって、俺だって怖いよっ、

俺は城の前で弱音を吐いた

でも俺は

Hokuto

俺が、やらないと、いけない。

前を向いて城の中に入った

Hokuto

確か、
地下牢にいる、とか言ってたか、

俺は警備員の目を掻い潜りながら地下室と思われる場所への入り口を発見した

Hokuto

、松村っ、
もう後戻りは出来ねぇぞっ！

俺は意を決して地下室へ繋がる扉を開けた

Hokuto

、こんなとこにいるのか、？

周りを気にしながら奥へ進む

すると一番奥の牢屋に人影が見えた

Hokuto

っ、！あれだっ、！！

俺は小走りでその牢屋に向かった

Hokuto

、！大我さん、！大我さんですか、？！

Taiga

、だ、れ、？

Hokuto

っぁ、
え、、えっと、

Taiga

また、俺のこと、見張りに来たの、？

Hokuto

ッ違います！！
俺はッ、貴方を助けに来た！

Taiga

、え、

俺は探偵だという事も、大我さんのお父さんに依頼をされた事も全て話した

Taiga

父、さんが、

Hokuto

ッ、だから、帰りましょう、
お父さん達のもとに、

Taiga

うん、帰りたい、
けど、、

Hokuto

、？

俺は大我さんの視線の先にあった手錠と足枷を見た

Hokuto

、、

Taiga

ほら、笑
もう、どうせ無理だよ、
俺は、救われないんだ、

Hokuto

、そんな事、ないですっ！
俺が絶対！！助けま､！

？？

誰？
そこでなにしてんの？

Hokuto

っ、？！

Taiga

、、樹、

Juri

え？！名前呼んでくれた！笑
ありがとね〜♪

Hokuto

樹、、
もしかしてっ、！！

Hokuto

お前、
田中樹、か、？

Juri

は？なんで、名前知ってんの？笑
てかさっきも言ったけどさ、
お前誰だよ、
この街の奴じゃないだろ？

Hokuto

ッ、お前にそれを教える筋合いはない！！

Juri

ははっ？何？
戦うつもり？笑

Hokuto

、、

Juri

俺の名前、慎太郎に教えてもらったんでしょ？

Hokuto

っ、？！

樹、というやつから言われた言葉は図星だった。こいつのことは慎太郎に教えてもらったでもなんで

Hokuto

、なんでそれを、

Juri

は？笑
お前知らないのかよ笑
まぁ知らないで損するのはお前だと思うんだけどな〜

Hokuto

、なんだ、

Juri

知りたい？

俺はそいつを睨んだ

Juri

そんなに知りたいなら教えてあげる。
さっき、この街の住民じゃない奴が3人捕えられてね、

Hokuto

、は、？

3人、、俺は嫌な予感がした

Juri

そのうちの一人が
慎太郎だよ？笑

Hokuto

ッ、！！嘘だっ、！
あいつらはっ！逃げたはず！！！

俺は事実を信じられず大声で叫んだ

Juri

それがね、
この街から出ようとしてたのを
うちの警備員が目撃してね、
確認しようとしたら抵抗してきたから
捕まえたらしいよ？

Hokuto

、その3人は？

Juri

今この城で王様からの拷問を受けてる

拷問、慎太郎が言ってた事だ

Hokuto

、嘘、だろ、

Juri

ははっ、その絶望の顔、
気に入った。

Juri

お前が今から俺に着いてくるのであれば、、
俺から王にアイツらを助けるように交渉してやろう、

Hokuto

、ほんと、か？

Juri

あぁ、本当だ、

Taiga

、貴方、誰かはわかんないけど、
着いて行かないほうがいいよ、

Hokuto

でもっ、大事な人達なんです、

Juri

あ、そうだ、
京本くん？も着いてきてよ？笑

Taiga

はっ、？
なんで、俺まで、

Juri

着いてこないと、
どうなるかわかるよね？

そういうと田中という奴は鞭のようなものを大我さんに見せた

Taiga

っ、あ、あぁ、
ごめんなさっ、

それを見ると大我さんは怯えるような顔をして身を縮まらせた

Hokuto

、お前、大我さんに、なにしてんだ、？

Juri

君には関係ないよ？
ほら、早く、着いてきて、

田中は大我さんの牢屋の鍵を開けて柱と大我さんを繋いでいるものを外し、大我さんの手錠を強引に引っ張ってこちらに連れてきた尚、大我さんの服や身体はボロボロで手錠と足枷は外されなかった

Hokuto

おい、せめてそれくらい外してやれよ、、

Juri

うるせぇな、
そんなに言ってると、
あの3人、今すぐにでも殺すけど？

Hokuto

ッ、、

完全に弱みを握られた俺は抵抗できなかった

探偵と囚われの御曹司

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

271

2件

ぱいなつぷる。

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

探偵と囚われの御曹司

第6話 - episode . 5

作者の他の作品すべて見る

#SixTONESの新着小説
一覧

関連するタグ

探偵と囚われの御曹司

第6話 - episode . 5

作者の他の作品すべて見る

#SixTONESの新着小説一覧

関連するタグ

#SixTONESの新着小説
一覧