テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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僕らに構うな！

第16話 - 第16話

1,171

2024年02月11日

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#不良パロ

#BL

空気清浄機☁️✨@活動休止中

空気清浄機

どうも〜！空気清浄機です！

空気清浄機

なんだろw自分って🐤くんのこと病ませたいんですかねw

空気清浄機

それでは本編へどうぞ！

ー🐤の家ー

りうら

な、なんでないくんがｯ…

りうら

と、とりあえず出なきゃ…

ピッ

りうら

も、もしもし…？

ないこ

『もしもーし！』

りうら

え、どしたのないくん…

ないこ

『いや？普通に電話したくなっただけ！』

りうら

…え、それだけ、？

ないこ

『うん！それだけ！』

りうら

(ほんとに何で電話してきたんだこの人)

りうら

なら切っていい？俺忙しいからｯ…

ないこ

『んー…やだ』

りうら

……え、やだ？

ないこ

『りうら何かあったでしょ』

りうら

！？

りうら

え、なんで…

ないこ

『だって学校にいる時から様子ちょっとおかしかったし、』

ないこ

『帰りなんて、りうら元気がなかったよ』

りうら

(…態度に出ちゃったのか…)

りうら

…心配してくれてありがと、

りうら

でも、大丈夫だよ

ないこ

『…その一言で何かあったのは確定じゃん』

ないこ

『俺でよかったら話して？、りうらなんだか苦しそうだよ…』

りうら

……ｯないくんには

りうら

わからないよｯｯ……

ないこ

『でも、聞いてみないとわからないよ？』

りうら

……ほっといて

ないこ

『やだ、りうら苦しそうだもん』

りうら

……だよ

ないこ

『え？』

りうら

りうらの何がわかるんだよｯｯ？！

ないこ

『！？』

りうら

苦しそうだとか！辛そうだとか！

りうら

何も知らないくせにｯ

ないこ

『…』

りうら

…あｯ、

りうら

ご、ごめｯ…

ないこ

『そうだよね』

りうら

え、ないくん…？

ないこ

『確かに俺はりうらのこと何も知らないよ』

りうら

ｯ…

ないこ

『だからって』

ないこ

『りうらが苦しんでるの、見て見ぬふりは出来ないよ』

りうら

…ない、くん

ないこ

『だから、教えて欲しい』

りうら

…無理だよ

ないこ

『どうして？』

りうら

…どう、して…？

りうら

わ、から…ない

ないこ

『…わからない？』

りうら

わか、…らない…の

りうら

何で、こんなに心が…痛いのかｯ

りうら

まるで、息が出来ないように…苦しくてｯ

りうら

これでいいはずなのにｯ、これが正解なはずなのにｯ…

ないこ

『……じゃん』

りうら

…え？

ないこ

『それでいいはずじゃんｯ！！』

りうら

ﾋﾞｸｯ

ないこ

『りうらは本当にそれが正解だと思うの？！』

りうら

…え？

ないこ

『自分が我慢するのが正解って…』

ないこ

『俺はそれを正解だとは思わない！』

りうら

…だ…って

りうら

それが普通だったんだもんッ！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ないこ

『誰がその普通を決めたの？！』

りうら

知らないっ！わからないｯｯ！！

ないこ

『どうしてわからないの？！』

りうら

物心ついた時からそうだもんｯ！

りうら

これが当たり前、これが普通って！

ないこ

『それは誰かに言われた言葉でしょｯ！？』

りうら

そうだよッ！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

でもｯ…！でもぉｯ…

りうら

みんな俺に期待してるんだもんｯ…だから…だからｯ！

ないこ

『…応えなきゃいけないって？』

りうら

！

ないこ

『…りうら、それは間違っている』

りうら

は…？

りうら

まち…が、ってる…？

ないこ

『そうだよ、』

りうら

…ちがう

りうら

ちがうよッ…そんなの

りうら

間違ってるわけがないｯ、だって、だ…って

りうら

応えなきゃ…家族に迷惑かけて…

ないこ

『迷惑？何で応えられなかっただけで迷惑になるのさ』

りうら

！

ないこ

『…自分の気持ちに嘘をつかないで？』

りうら

…う、そ…？

ないこ

『りうらだって、もう気づいてるんでしょ』

ないこ

『それが"間違い"だって』

りうら

い、…や

りうら

やだッ…違う…違うんだ…

ないこ

『…りうら』

『いい加減にしろ』

りうら

！？

ないこ

『そうやって、また逃げるの？』

りうら

…にげる？

ないこ

『りうらはずっと逃げてる、自分の気持ちから』

りうら

…りうらは、にげてない

ないこ

『本当に？』

りうら

…わからない

ないこ

『…りうらはさ、我慢のしすぎだよ』

りうら

我慢…？

ないこ

『…自分の想いを押し殺してまで、家族のために頑張ってさ』

ないこ

『…少しは休みなよ』

りうら

な、…んで、そんなこと…いうの

りうら

少しでも休んで、良い結果じゃなかったら…怒られるんだよ、…？

りうら

りうら怒られるのは嫌だｯ…だって…

りうら

怖いんだもんｯ…！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ないこ

『…やっと自分の気持ちな素直になったね』

りうら

え…？

ないこ

『りうらは、怖かったんだよ。ずっと』

りうら

こわ…かった？

ないこ

『うん、』

ないこ

『自分がここにいていいのか…考えるたびに怖くて…不安で、だから応えようとした』

りうら

ッ！

ないこ

『だけど自分が望む結果はいつも失敗に終わって』

ないこ

『…いつしか、自分の気持ちすらわからなくなっていた』

ないこ

『…俺もそうだった』

りうら

…え？ない…くんも…いっ…しょッ？

ないこ

『うん、』

りうら

ｯ…！

ないこ

『…ここにりうらを怒る人はいないよ』

りうら

で…もｯ、

ないこ

『休んでいいんだよ』

りうら

…ほｯ…んと？、りうら…休んでもいいの…？

ないこ

『いいよ』

りうら

誰にも迷惑をかけない…？

ないこ

『誰が迷惑だって感じるのさ、今まで頑張ってきた人に』

りうら

…りうらは、

りうら

…好きなように

りうら

生きても、いいのｯ…？

ないこ

『…もちろん』

ないこ

『りうらの好きなように生きよう？』

りうら

！

りうら

ｯ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

うｯ、ぁｯ…ｸﾞｽｯ

ないこ

『…もう、我慢しなくてもいいんだよ？』

りうら

ほん…と？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ないこ

『…今まで、よく頑張りました』

ないこ

『りうらは100点満点です！！』

りうら

ひゃく…てん？

ないこ

『うん！花丸もつける！』

りうら

…そ、っか

りうら

そっかぁｯ…！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

りうらは100点満点なんだぁｯ…！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ないこ

『…嬉しい？』

りうら

…正直、わかんないや

りうら

けど…

ないこ

『？』

りうら

心が暖かい…それでね…

りうら

もう、苦しくないの…！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ないこ

『…そっか、…』

ないこ

『…よかったね』

りうら

うん…！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

(ずっと欲しかった100点…)

りうら

(もうとっくに取ってたんだっ…！)

りうら

『ご、ごめんね…酷いこと言っちゃった…』

ないこ

全然大丈夫ッー！

ないこ

俺も怒鳴っちゃってごめんね、？

りうら

『いや、逆に助かったよ』

りうら

『…ありがとう』

ないこ

！いえいえ！

りうら

『…その…さ』

ないこ

？

りうら

『…さっき、俺も同じだった…って』

ないこ

…うん、

ないこ

多分、りうらと同じだと思う

りうら

『……なら…さ』

りうら

『話しても…いいかなｯ』

ないこ

…え？

りうら

『ないくんならッ…大丈夫ｯな、…気が…して』

ないこ

…わかった

ないこ

話して、りうら

りうら

『…うんｯ』

ないこ

…大丈夫

ないこ

ずっと聞いてるから

りうら

『…ありがとう』

りうら

『…こんな感じ』

ないこ

……ごめん、多分今からりうらにとって酷いことを言うかもしれない

ないこ

…言ってもいい？

りうら

『…うん』

ないこ

…りうらの家族は

「普通じゃない」

りうら

『…あはは…やっぱり…りうらの家族はッ…普通じゃ…なかったんだ…ｯ』

りうら

『…じゃあ、今まで頑張ってきたのもｯ…無駄だったんだぁｯ…』

ないこ

…違うよ

りうら

『…え』

ないこ

りうらの今までの頑張りは無駄じゃない

ないこ

その頑張りがなかったら、りうらはあの2人に会えていない

ないこ

それに、俺らにも

りうら

『…ｯ』

ないこ

だから、ありがとう

りうら

『え？』

ないこ

頑張ってくれて

ないこ

ほんと、りうらは100点満点だよ

りうら

『……ないくんは』

りうら

『ずるいよｯ…』

ないこ

そうかな？人間なんだからずるくて良いと思う！

りうら

『…なにそれ…w』

ないこ

あははw

りうら

『そろそろ切るよ、ご飯の準備しなきゃいけないし』

ないこ

わかった！あ、ご飯の写真送って！

りうら

『何でw』

ないこ

気になるから！

りうら

『ならないくんも送ってよw』

ないこ

了解！楽しみにしとけよ！！

りうら

『はーいw』

ピッ

ないこ

…

ないこ

俺と同じ人が近くにいたもんだなぁ…

ないこ

…でも、もう解決したっぽい

ないこ

よかった…

ピッ

りうら

…はぁ

りうら

ほんっと、ないくんってずるい

りうら

(りうらが欲しかったものを持ってて、与えてくれて)

りうら

…ほんとに

りうら

すごいなぁ…ｸﾞｽｯ//

空気清浄機

これにて、🐤くんの過去終了となります！
🐤くんは100点が欲しかったんですねぇ…

空気清浄機

ちなみに🐇くんは"認められる"が欲しかった感じです

空気清浄機

自分でも何を言っているかわかりません(?)

空気清浄機

最後までありがとうございました！

僕らに構うな！

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赤組の続きとしてりうちゃんがないちゃんに対して心を開いて意識し始めてないちゃんに会う度に嬉しくなるみたいな

あの、神作すぎて、ネッ友になって欲しいです！！

空気清浄機☁️✨@活動休止中

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